My purposeは…

「今この瞬間を大切に、
目の前の人を大切にする」

田中 雄輝 Yuki Tanaka 富士通株式会社 Employee Success本部
コーポレート
2006年入社/新卒採用

  • SDGs
  • 社会課題の解決
  • センサリールーム
  • FUJITSU SPORTS
  • 周囲に感謝

Q. 私にとってのパーパス

入社してから、BP(ビジネスプロデューサー)を10年、2015~21年までオリパラ・内閣官房への出向を経験しました。同じ会社にいながら、合計5つの職場を経たことになります。新しい職場に向かうとき、常に意識してきたのは「目の前にいる人を大切にする」ということ。いま置かれている状況に感謝し、情熱を持って話を聞く、伝えるを心がければ、周囲にポジティブな変化をもたらします。それには、何事も前向きに取り組むことが大切だと思っています。

Q. 今取り組んでいる業務

FUJITSU SPORTSのアセット(資産・資源)を活用した地域貢献活動、スポーツSDGs活動を「Social Impact Experience(社会貢献体験)」として推進しています。具体的には、アメフトや女子バスケ、サッカーなどのスポーツアセットを通して、社会課題の解決に結びつけることが目的。イベントにおいて社会の課題を発信し、多くの方と共有することで“自分ごと”にしてもらい、より良い共生社会を創り上げることを目指しています。

これまで携わった仕事としては、発達障がいの特性を持つ方に向けた「センサリールーム」を、複数企業と共同で等々力陸上競技場に設置しました。センサリールームとは、感覚過敏の症状がある発達障がいの特性を持つ方のために、歓声などの大音量を遮音する装置のある特別な部屋で、照明も明るすぎないように調節されています。人混みや周囲の視線などを避けられるので、これらが負担になりやすい方にとっても快適に観戦を楽しめます。

また同時に、感覚過敏の症状を再現するVR映像を作って参加者に体験していただきました。この様子はYouTubeにアップされているのですが、再生回数は600万回を突破しています。寄せられるコメントも温かく、障がいへの理解が少しでも深まったのではと自負しています。

私はこうした企画の立案・推進に携わっていますが、社会課題というのは問題を見つけるまでが大変。いろんな方とコミュニケーションを取り、それに触発されてアイディアが生まれることが多いので、積極的に話をするようにしています。

Q. 担当業務×My purpose

内閣官房へ出向した際は、大臣広報として会見を取り仕切ったり、個別インタビューを調整したりするという、なかなかできない機会を体験しました。第一線で働く官僚と対等に向き合うためにはどうしたらいいのか? 模索する日々でした。

そして行き着いた答えが、これまでいかに周囲に助けられ、チャンスを与えられてきたかということ。周囲に感謝し、この瞬間を大切にすることの意味を考え、困難な状況でもポジティブに考えることの大切さを思い知ったのです。そうすると、ピンチがチャンスになり、物事が好転していくということを何度も体験しました。その結果、どの職場でも一定のパフォーマンスを発揮できたと思っています。

仕事で出会った信頼できる社外の仲間とともに、昨年には一般社団法人を設立しました。仕事の内容はイベントの企画・運営・広報支援等ですが、「今この瞬間を大切に、目の前の人を大切にする」というパーパスをここでも活かせていると思います。

Q. Fujitsu×My purpose

社会的信用力のある大企業でありながら、改革的な考えを持った経営層・リーダークラスが多くいることが魅力です。若手のときから大規模プロジェクトに携わることができ、能力があればどんどん昇進し認められる人事制度もあります。

私がスポーツを担当する幹部社員として新しい企画にチャレンジできるのも、富士通という会社が社会から信頼されているからであり、良い企画に対して必要なリソースを用意し、チャレンジを奨励する風土があるからです。

田中さん(右下)が取り組んだ「バリアフリーマップ作成企画」でのひとコマ

Q. 未来×My purpose

ピンチに陥っても、前向きに立ち向かうことで冷静に対処できるようになりました。この軸は、どんなときも自分を見失わないようにする羅針盤のようなもの。社内の仲間、社外のお客様に対して感謝の気持を持って、ポジティブに接することを続けていきたいです。

Q. 未来の仲間にメッセージ

富士通には大規模プロジェクトを若い時から経験できる機会が豊富にあり、尊敬できる先輩がたくさんいます。ビジネスパーソンにとって成長するには最高の環境が整っています。一緒にチャレンジしていきましょう!