「学び」には人生を変えるような影響力がある
そんな学びを提供して社会を変えたい！

Q. 私にとってのpurpose

「学び」を通して誰かの人生や社会へ変革をもたらすことです。

入社してからずっと、教育ビジネスを手がけてきました。売上を獲得するのは仕事の大前提ではあるのですが、中には売上に直結しない仕事もあります。インターンの受け入れなどはその例ですが、実は私自身、学生時代のインターンを通して入社を決意しました。インターンでは社員の方々がインターン生の挑戦や学びを支援し、人生が変わるような体験をさせていただき、大きく成長できたのを覚えています。

インターンを受け入れる立場になってわかったのですが、学びを支援する仕事というのは自分たちもたくさんの学びが得られるもの。そして、影響力がとても大きいと実感しています。

だからこそ、ビジネスとして教育現場を支えるだけでなく、学生の成長に貢献する活動も重要な取り組みだと捉え誰かの人生や社会を変えられるよう、学びの体験を提供したいと思っています。

Q. 今取り組んでいる業務

富士通Japanは、日本の地域課題をデジタル技術で解決することを目指す会社です。お客様は全国の自治体、ヘルスケア、教育機関を始めとした公共分野と、製造、流通など民需分野の企業です。その中で私は、大阪府の大手私立大学、専門学校へのビジネスプロデュースを担当しています。

これからの日本は少子高齢化が進み、学生の人数が減ることが想定されます。そのため、学校としては特色をより強く出して学生を獲得しなければなりません。学生の学びの質を高めることは必須。そのお手伝いをしています。

具体的には、学生が利用するPC教室の機器導入、遠隔授業のためのネットワーク整備、シラバスやポータルサイトなどを含む教務システムの整備、蔵書・貸出管理などを行う図書館システムの整備などを行なっています。

2020年の新型コロナウイルスの蔓延で、これまで当たり前であった「学校にきて勉強をする」という概念が覆されました。オンライン授業への切り替えに向けて、デジタル周辺環境の支援も急ピッチで行う必要がありました。ただ、そうとは言いつつ、実験や実習がマストな学部もあります。
めまぐるしく変わる社会に対して、現在抱えている課題をどうITで解決できるか。
それぞれのお客様の学園方針や特色にマッチした提案ができるよう日々知恵を絞っています。

Q. 担当業務×My purpose

複数の大学を有する学園の基幹システムのリプレースを担当しています。大学ごとに機能するさまざまなシステムを、ひとつの基盤に統合するための提案を行なっています。バラバラに管理されていた基盤を統合することで教職員の業務効率化を目指し、学生の学びをサポートする業務で、やりがいを感じています。

Q. Fujitsu×My purpose

社内インターン制度である『Jobチャレ!!』を利用し、富士通の人材採用センターで新卒採用を3か月間担当しました。教育ビジネスで学生と接する機会が多く、ビジネス以外で学生の学びに寄与したいと考えていたからです。

『Jobチャレ!!』期間中は、面接、内定者フォロー、インターンシップ支援などに携わりました。それまでは何となく、「富士通という大きな会社だから何もしなくとも学生が集まるものだろう」と考えていたのですが、その考えは誤りで、「どういう会社になりたくて、どんな人材が欲しいかを明確にし、それに合った人を積極的に採用する」という戦略的な姿勢が求められていることに気づきました。

学生から学ぶことも多かったですし、自分たちがどのように見られているかを常に意識しなければならず、また会社のこともより詳しく知っておかねばならないと痛感しました。

コーポレート部門で求められているスキルは、ビジネスプロデューサーと通ずるところもあり、違いもありました。今後の自分の将来像を見つめるのに重要な体験だったと思います。

『Jobチャレ!!』期間中、人材採用センター開催のイベントの様子

Q. 未来×My purpose

私自身の行動が相手にどのような影響を与えるか、その後の環境や考えにどう変化をもたらすか、意識するようにしています。

今後のキャリアとしては、業種や職種を超えて検討していきたいと思っています。ただし、やはり「学び」というキーワードは自分の軸にしたいです。

Q. 未来の仲間にメッセージ

世界は非常に不透明で、昨日まで正解だったことがひっくり返ることもしばしばあります。不安になることも多いかもしれませんが、これまでの経験や素直な気持ちが重要です。今の自分の気持ちを見逃さず、よく自分を見つめるようにしてください。