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信頼でつなぐ採用のバトン
自分たちで人を集めるチームの成功法則
信頼できる友人や知人からの紹介を通じて転職する「リファラル採用」への注目度が年々高まっています。実際、どのようなきっかけで紹介されたのかをはじめ、転職活動中のサポート、転職後のリアル、紹介の連鎖がなぜ生まれていったのかについてご本人たちに直撃インタビュー。リファラル採用の舞台裏に迫ります。
重松さんを紹介した人
- 南 陽子さん
- CRO室 シニアディレクター
南さんから紹介され、さらに岡さんを紹介した人
- 重松 大介さん
- CRO室 マネジャー
紹介された人
- 岡 至さん
- CRO室
前職で出会い、“営業DX”を合言葉に仲間が集結
Q. 早速ですが、南さんと重松さんの出会いのきっかけから教えていただけますか?
外資系大手に勤めていた前職のときに同じプロジェクトで重松さんと一緒に仕事をしていました。
南さんがプロパーで、私は業務委託という立場で活動させていただいていました。
日々の業務でやりとりをするなかで自然と距離が近づいていきましたね。オフィスは離れていましたが、週1回対面でお会いして話をしますし、そうした流れで懇親会も行います。一緒に仕事をして同じ目標に向かっていく仲間でした。
今、私は富士通でデジタルセールスという役割を担っています。世の中でいうところのインサイドセールスという職種なのですが、この仕事が大好きというのが南さんとの大きな共通点でした。
デジタルセールスに対する愛を確認し合いながら仕事をしてきたことが、今の関係につながっているかもしれませんね(笑)。
一般的に営業活動といえば、お客様先に何度も足しげく通い、関係性を築き上げた後に商談を作り上げていくというのが王道スタイルです。しかし富士通では現在、営業活動の効率化を図り、営業改革・DXを推し進めようとしています。要は、電話もしくはメール、SNSなどを通じて、お客様にファーストコンタクト。その後、お客様との対話のなかから課題などの情報をヒアリングし、その情報をきちんとデータとして残して二次利用できるような形で営業活動を進めていく。ここまでがデジタルセールスの業務領域で、その後、契約に向けた活動は別の営業担当が行うというのが、私たちが推進している新たな営業スタイルです。
大手の日本企業ではまだまだ珍しい取り組みで、“営業改革”を進めているという気概で取り組んでいます。これは「新しいことに挑戦したい」という気持ちが根底にあるからです。
Q. 重松さんがリファラル採用を利用して転職した経緯について教えてください。
2021年9月、私は富士通に転職したのですが、1カ月ほど前に南さんと部門のトップに声をかけていただきました。お声がけをいただいたときは前職から別会社に転職。その会社でインサイドセールス部門の新規立ち上げを行い、運用フェーズに移行していた時期でした。運用が安定してきた時期でしたので、次のステップを考えるのには絶好のタイミングでした。
国内最大手IT企業の富士通で、デジタルセールスの仕組みづくりに携われると聞いた瞬間から、ワクワクが止まりませんでした。営業改革という新たなチャレンジができること、信頼のおける人が既に現場にいて現状を包み隠さず伝えてくれるということで通常の転職活動よりも安心感がありましたね。
Q. なぜ南さんからのお誘いを受け入れ、転職を決意したのでしょうか。
大前提として南さんを人として信頼している点が大きいです。というのもインサイドセールスに長年携わっているスペシャリストなので、一緒に働くなかで「そんな視点があるのか?」というような発見がたくさんあり、業務面でも数えきれないくらい学ぶことがありましたから。インサイドセールスへの愛が深まっていったのは南さんのおかげかもしれません。
営業DXを推進し、営業利益率を上げていくという目標に向かっていくのにあたり、重松さんは必要不可欠な人材でした。ですから、お誘いしたときには「キラキラインサイドセールス」としてみんなを引っ張っていってほしいというキャッチコピーをつけて、一生懸命、口説かせていただきました(笑)。
富士通なら日本のエンタープライズ領域でインサイドセールスの第一人者になれるというところも魅力的でしたね。それに働く人たちも「いい人が多い」と聞いていましたし。
確かにそう話しましたね(笑)。
ほかにも仕事内容だけでなく、雇用条件やリモートワークが中心で働き方の自由度も高いというような暮らしに直結しそうなことについても話しました。そういえば、富士通に入ったら、こういうキャリアが描けるのでは?というキャリアパスの話をさせていただいた記憶もあります。
おかげで将来のキャリアパスを明確に思い描くことができて、前へと一歩踏み出すことができました。
営業改革の立役者の一人になれることが魅力だった
Q. 今回のテーマである「リファラル採用の連鎖」について話を移したいと思います。
岡さんが重松さんからご紹介を受けた経緯を教えていただけますでしょうか。
私も南さんとは面識がありました。前職時代、重松さんがマネジャーで、私は同じチームで業務委託としてインサイドセールスに携わっていました。実は重松さんが声をかけられたのと同じタイミングで私もお誘いいただいていたのです。でも前職でマネジメント職につき、高評価をしていただいた楽しい時期でしたので「すぐに転職」という気持ちになれずに一度はお断りさせていただきました。
岡さんが22歳のときに出会い、先輩後輩という関係で公私ともに仲良くしていました。岡さんが転職を断った後も定期的に会っていましたね。
転機が訪れたのは2021年。結婚することになり、今後の生活やワークライフバランスを考えたときに「富士通の方が働きやすいのでは?」と思ったことが大きかったです。前職ではやりがいが大きい反面、残業が多く、結婚してからも同じスタイルで働くのは難しかったからです。それに当時、東京で仕事をしていたのですが、将来、地元の愛媛県にUターンしたいということもあり、富士通ならリモートワークなどが中心なので転職せずともUターンできるのでは、と思ったのです。
Q. 最初、再び富士通への転職を重松さんから誘われたとき、どう思いましたか?
正直、「僕なんかが働けるのかな?」と気後れするような気持ちもありました。でも重松さんが営業DXに熱意を持って臨んでいることを知っていたので、ネガティブな発言はしたくありませんでしたね。
それにリファラル採用の紹介を受けることはつまり、自分という人間を必要としてもらっているということですから、それだけで誇るべきことだと。だからこそ自信を持って応募したいという気持ちに切り替えることもできました。
事前情報をもとに面接に向けて万全な準備ができた
Q. 事前に富士通について何か教えてもらったことはありましたか?
「どういうミッションを遂行するのか」「現状の課題と解決に向けてどう進めていくのか」「自分に求められていることは何か?」などについて事前情報の共有があったことはありがたかったです。しっかりと腹をくくって転職できました。
私が重松さんから事前に共有いただいた情報も同じような内容でした。ですから入社後もギャップが一切なく、すんなりと業務にもチームにも溶け込むことができました。
Q. 書類選考や面接などでそれぞれ紹介者からのサポートは受けましたか?
南さんからのご紹介があるとはいえ、採用選考ということには変わりがありません。当然のことですが、合否があるので事前にどういう準備をすればいいのかということや富士通の現状を共有いただけたので、それをもとに面接の準備を進めました。
自分が入社することで「組織にどういうバリューを与えられるのか?」ということは事前に考えて話せるようにしておきました。
重松さんが採用選考を受けたときよりも人材要件が厳しくなっていました。そんな状況を考慮して、私の場合、ありがたいことに重松さんが職務経歴書を添削し、カフェで「なぜ富士通に入りたいのか?」など模擬面接をしてくれました。3~4回、一通りトレーニングしていただくなど、十分な準備ができたことは本当にありがたかったです。
Q. 応募から入社までどれくらいの期間がかかりましたか?
確か応募して3週間後に面接選考があり、その1週間後には内定をいただきました。ちょうど応募から内定までの期間は1カ月くらいでした。
私もそのくらいでしたね。
岡さんはいつも笑顔で謙虚。それに優秀ですし、結果も出す人です。でも人によっては“ヘラヘラとして見られてしまう”場合があり、その点を本人にも伝えて面接で気をつけてもらうようにアドバイスしました。誤解されてしまってはもったいないですからね。
重松さんの魅力は“求心力”。言葉では言い表しにくいのですが、前職でも部下からの評価が高く、「重松さんのためならがんばりたい」と思う人が多く、私もその一人でした。前職を辞めて時間もたつのに、応募から入社まで丁寧に面倒を見ていただけたのは本当にありがたかったですね。
誘う方にもそれ相応の覚悟が必要。でもそれだけの価値がある
Q. リファラル採用のメリット・デメリットを教えていただけますか。
紹介する側としては、既に信頼できる人というのがわかっているので安心感があります。働いていただいた後のイメージも持ちやすいですしね。既に私がお誘いした人は5人に上りますが、これからも価値観やビジョンに共感していただける人をもっと増やしたいです。
事前に業務内容や富士通が向かう先や、自分に求められていることを正確に把握できたのはリファラル採用ならでは、ですかね。
自分の強みも弱みもわかったうえで紹介してくれて、面接の支援をしていただけました。これは私のことをよく知る重松さんだからこそできたことですかね。
あえてデメリットをいうなら、自分のなかで相当、確信が持てないとお誘いできないことでしょうか。リファラル採用といっても採用試験なので、面接官からあまり印象が良くないという評価になることも。万が一、落ちてしまうとご本人にも申し訳ないですし、入社した後に期待値とギャップが大きい場合もあるでしょうから。ですから、“この人なら”と確信が持てる人だけに声をかけるようにしています。
入社後のギャップもなく、Win-Winな関係。
Q. 最後にリファラル採用を検討している方たちにメッセージをお願いします。
信頼のおける人を紹介するという意味では採用の効率性が高いです。それにお互いにとって“Win-Winの関係”ではないかと。ですからできるだけ多くの人にリファラル採用を活用していただきたいですね。ただ、部署外からの紹介の場合、採用された部署で活躍できるかどうか確信するのが難しいでしょうから、できれば募集部署の業務を知る近い部署の社員が知人を紹介するとマッチング度合いが高いでしょうね。
お互いにとってミスマッチが起こりづらいいい制度ではないかと。富士通のこと、業務のことを知った上で転職できることは大きなメリットでしたね。
紹介してもらった立場でいうと、仕事内容や風土などを事前に聞ける分、入社前に疑問や不安があってもしっかりと埋めることができます。無事に入社できて感じたのは、“転職して良かった”ということですね。フリーアドレスに服装自由、フレックスタイム制、社員に裁量が与えられていて自由度が高い。ワークライフバランスを大切にできる会社なので、ぜひ皆さんにも積極的にリファラル採用を活用していただきたいです。
本日は貴重なお話をありがとうございました!
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