My purposeは…
痛みがわかるから、人には笑顔でいてほしい
それを実現できる社会を創りたい
岸野 楓
Kaede Kishino
富士通株式会社 ジャパン・グローバルゲートウェイ
ソリューションエンジニア
2022年入社/新卒採用(障がい者採用)
- 内向的な性格が変わった
- 早稲田大学ラグビー部
- 挑戦、共感、笑顔
- 教員志望からSEへ
- 不安を積極的に話してみる
Q. 私にとってのpurpose
すべての人が笑顔でいられる社会を創るために挑戦を続けることです。
子どもの頃は普通学級に通っていたのですが、聴覚障がいが原因で人間関係に悩むことが多く、内向的な性格でした。しかし、小学2年生のときにラグビーを始め、周りのチームメイトと協力して目標を達成する喜びを知ることができたのです。チームでスポーツをするためには、仲間を巻き込む必要がある。そこで勇気を出してコミュニケーションを続けたところ、社交的な性格に変わっていきました。
自分が辛かったときの痛みがわかる。だからこそ、周囲の人には笑顔でいてほしいと願っています。すべての人たちがそうなれるように、どんなことにも当事者意識を持っていたい。そして、ひとりでも多くの人たちが自分らしく輝ける社会を創りたいと思っています。
まだ社会人1年目ですが、いま研修で学んでいることをしっかりと自分のものにしたいです。業務に取り組んだ際には、1日でも早く戦力になりたい。会社や社会に貢献できるよう努力することが、私にとっての「挑戦」のひとつです。
Q. 今取り組んでいる業務
所属部署において2023年1月まで新人研修を行なっているため、正式な業務には当たっていません。研修では、SAP(経営・業務の効率化を図るためのITソリューション)、Salesforce、ServiceNowについて学んでおり、講座受講や資格取得にチャレンジしています。
研修終了後はSAP関連の部署に配属される予定です。SAPはサッカーのW杯で戦術分析にも使われており、大好きなスポーツに仕事で関われることがとても嬉しいです。
Q. 担当業務×My purpose
私が人生において大切にしているのは、「挑戦」「共感」「笑顔」の3つです。
「挑戦」は、「障がいがあってもこれだけ活躍できるんだ」と思われるようにすること。それは支えてくれた人への恩返しだと思っています。「共感」は、人間関係を構築するのが好きなので、共感を大切に信頼関係を結んでいきたいという思いからです。「笑顔」は、嫌そうな顔をしたら絶対に相手も良い気持ちはしませんから、常に笑顔でいることを心がけています。
富士通が大切にする価値観は「挑戦」「信頼」「共感」であり、自分の価値観と一致していたことがこの会社を選ぶ決め手になりました。
富士通のHPを見たとき、富士通の障がい者採用は障がいがあるなしに関わらず、さまざまな部署で仕事をしている様子を知りました。一般の社員と同じように働きたかった私には、まさに理想的な環境だと思いました。
Q. Fujitsu×My purpose
大学は教育学部でした。当初は教師の道を考えていましたが、教育という仕事はやれることが限られていると感じ、一般企業を目指したのです。なかでも富士通は仕事の幅が広く、いろいろな可能性に挑戦できるのではないかと志望しました。入社してみると、自分の想像以上に仕事の規模が大きく、SAPをはじめとしてやりたい仕事はたくさんありました。
障がいに対する配慮はどうなのか心配でしたが、研修の中では文字起こしツールを主に活用しており、わからないことや不安に思っていることを自分から伝えると、それに合わせた配慮をしていただけるので、充実したワークライフを送れています。
Q. 未来×My purpose
まずは、自分が周囲から配慮をいただくのにふさわしい社員になりたいです。
パーパスで掲げている「挑戦」を具体化するため、資格取得へのチャレンジをしたり、研修チームのなかでリーダーを引き受けたり、社内プロジェクトで興味があるものに積極的に関わったりするなど、できる限りのことをしたいと思っています。
コロナ禍での就職でテレワーク中心ということもあり、人間関係を構築できるか不安でしたが、プライベートでも会える同期の友人ができました。
共感の精神で、誠意を持って接すれば相手の心は必ず開けると信じています。
Q. 未来の仲間にメッセージ
富士通は、障がいがあっても可能な限り希望に沿って配慮をしてくれる会社です。だからこそ自分からアクションを起こし、困っていることを自分の言葉で積極的に伝えることが必要になってきます。
これまでの人生で経験してきたことを自分なりの言葉で伝え、最後までやりきったと感じられるような就職活動になれば幸いです。