スピード感が大切！
新しい価値を生み出し、社会を動かしたい

Q. 私にとってのパーパス

常に先回りをして考えることで、組織や社会を動かすことです。

新しい価値を創出したり、新しいビジネスを実現したりするには、常に先回りして考え、スピード感を持って行動することが必要だと感じています。具体的に心がけているのは、チームや社内との打ち合わせにおいて、最終的なゴールと次のアクションをその場で決めておくことです。ゼロから物事を作ろうとすると、尻込みする人も出てきます。そこで、目標や次の一歩を決めておくことでコンセンサスが生まれ、行動しやすくなるのではないでしょうか。

自分一人ではできないことを組織で実現させるのは、会社で働く醍醐味だと思っています。先回りして考え、周囲に働きかけることで、達成の喜びを一緒に経験したいと思っています。

Q. 今取り組んでいる業務

ビジネスプロデューサーとして、お客様である大手都市銀行の方とともに、新規ビジネスの創出に携わっています。現在のお客様の担当歴は7年。デザイン思考・システム思考など活用し、単なる御用聞きではなく、主体的に物事を考えるようにしています。

Q. 担当業務×My purpose

富士通に対する信頼感や実績を武器にこれまで営業をしてきましたが、新規ビジネスやDX実現においては取り組みの最中で、まだまだ伸びしろがあると感じています。より一層のスピード感を求められる環境、業務内容をミッションにしている点はやりがいを感じます。

過去に取り組んだ事例が、たまたまパーパスとリンクした話ですが、新しいトレンドを取り入れたサービスを担当したときのこと。赤字が大きく、断念することも検討したのですが、『なんとか黒字で達成してほしい』という要請があり、知恵を絞って達成することができました。最初は不可能に思えても、やり方次第で未来は変えられるもの。「先回りして考える」という自分の強みを活かして成功体験を積み上げ、さらにそれを属人化させずに組織として経験値を底上げしたいと思っています。

先回り、スピード感とともにもう一つ心がけているのは、言語化して仲間と共有するということです。ビジネスに取り組む際には、強みがバラバラのメンバーを組み合わせ、チームとしての能力を最大化することを心がけています。その際に、感覚を必ず言葉や図絵のように可視化して伝えるようにしています。そのほうが受け取る際に誤解が少なく、コミュニケーションが円滑に進むのではないでしょうか。共通言語が使えない人とは衝突が起こってしまいますから、重要なことです。可視化のためにいつもホワイトボードを使っているので、チームメンバーからは “ホワイトボード芸人”と呼ばれています（笑）。

Q. Fujitsu×My purpose

お客様の希望を実現できるサービスや製品が富士通にはたくさんあります。それだけでなく、お客様との抽象的な会話や、その中から出てくる抽象的な要望を具体化できる、プロセスや実現方法に関する相談先（専門家や組織）もまた、数多くあります。対応できない領域が少なく、お客様に徹底的に寄り添うことができるのがいいところだと思います。

Q. 未来×My purpose

社員全員がPurpose Curvingで自分のモチベーションを言語化することで、自分自身をまず明確に理解できるようになったと思います。それだけでなく、相手のパーパスを知ることで、相手の良さを理解しやすくなったと思います。言語化して共有することの大切さを知っていますので、チームや組織へのいい影響がもっと出てくるのが楽しみです。

Q. 未来の仲間にメッセージ

富士通には、自分らしさが尊重される風土があると感じています。たとえば、全体像をとらえることが得意な人もいれば、細かな表現や機微にこだわることができる人もいて、“こうあるべし”というのはありません。自分の強みを発揮することが大切で、「そのままの自分でいい」「自分らしくいていい」と伝えたいです。

大切なのは、新しいことにチャレンジしたいという前向きなマインド。経験していないことへの好き嫌いというのはあまり意味がありませんから、いつでも飛び込める勇気と前向きなマインドを持っていてほしいと思います。