キャリア採用情報

今日はよろしくお願いします！　まずは、現在どんなお仕事をしているのか教えてください。

Manufacturing事業本部という日本の製造業のお客様向けにDXを通じた貢献をしている部門でSEとして働いています。最初は事務的な仕事をしていましたが、入社して半年ほどでプロジェクトに参加し、現在は大手家電メーカーのECサイト構築のプロジェクトで、DX変革の一つとして、物流の改革を進めています。私自身は進捗の確認や報告、テスト計画や課題管理、資料作成をしていて、先輩たちに支えられながら、毎日多くの学びをいただいています。

前職でもSEだったのですよね？　転職のきっかけは何だったのですか？

前職ではERPパッケージ導入の要件定義から保守までを担当していました。ERPパッケージは海外のものを使っていたのですが、日本に向いていなかったので、業務的に合っていない部分をカスタマイズさせていく必要があります。そうなると、ユーザーからの個別対応を行っていくことでオリジナリティが高くなり、かつ全体最適になっているのかもわからない対応を続けてパッケージのメリットをつぶしていくのではという疑問を抱くことになります。そのためただの作業者で、特定のパッケージの職人になってしまって。頑張り続けられるのだろうか、と疑問に思い、転職を決めました。

なるほど、たしかに私もIT企業の営業時代に、海外のERPパッケージのアンマッチさに苦戦したことがあります（笑）。その前もずっとIT関連の会社に勤められていたのですか？

うーん、私は少し特殊な経歴で……（笑）。実は、私は学生結婚をしていて、大学を出てすぐに専業主婦になりました。

えっ！　そうなんですか！

一人目の子どもを出産してから、自分が家にこもるのは向いていないと気づいて。夫が転勤族だったので、派遣社員として残業のない事務職をしていました。もともとものづくりや効率的な情報管理が好きで、2人目の子どもの育休が明けて復帰した頃にデータベースの構築に興味を持ちました。その後、職業開発センターで1年間学校に通って、プログラミングを勉強しました。それから35歳まで、夫の転勤のたびに転職を繰り返していました。

転勤は仕方ないですもんね。でも、数年で転職となると、職歴がすごく多くなりそう……。

そうですね。だから、転職活動では書類で落ちてしまうことが多くて。富士通を受けた時もダメ元で、『面白そうなところを受けてみよう』と軽い気持ちで応募しました（笑）。

結果的に入社されているということは、考え方や雰囲気が合っていたということですし、人物を見てくれたということですよね！

杉本さんが富士通さんに入社を決めたポイントってどんなところですか？

まず仕事面では、商談活動から携われるところですね。前職ではプリセールスか企画を選ぶ形でしたが、富士通は商談活動から入れるところが魅力でした。やはり、企画段階から携わっていれば、すべてに納得感を持って働けるので。

それ大事ですよね！　なんでこんな発注になったんだろうって疑問に思いながらする仕事って、ただの“作業”になりやすいですし、成長の速度が大きく変わる気がします。

そうですよね。あと、働きやすさも良いところですね。リモートを前提に、しかもコア無しフレックスで働けるのは、夫が単身赴任で育児をしている立場としては、とてもありがたいです。

そうですよね。普段、どんなスケジュールで働いていますか？

早朝に社内勉強会がある時以外は、自由にスケジュールを組んでいます。いつも9時半くらいまでには仕事を始めますが、掃除や洗濯をしてから仕事を始める時もありますよ。子どもの個人面談で、2時間中抜けすることもあります！　フレックスだから1ヵ月トータルの時間管理をしながら働いています。ライフスタイルに合わせてスケジュールが組めるのは、とても働きやすいですね。

そんなに柔軟に働けたら、プライベートも大事にできそう！　出社するのは月にどのくらいですか？

月に数回程度ですね。お客様に関わる仕事や、物を渡す必要がある時くらいで、あとはオンラインです。

オンラインだとコミュニケーションが取りにくいのかなと思ってしまうのですが、職場のメンバーとの関係はどうですか？

チームは3人とこぢんまりとしていますが、どの方もとても良い方で、仲良しです！　1週間に1時間、チーム会という時間があって、夏休みの計画とか他愛のない話をします。距離感があるとは全然思わないですね。上司もとても信頼できる方で、いつも『やってみたらいいよ』と私の考えを尊重してくれます。会社としても、なんでも選ばせてくれる自由さが、自分に合っているなと思いますね。

意見を尊重してもらえるのは、自主性につながりそうですね！

そうですね。会社のカルチャーとして、変革をし続けようというところも、いいなと思っています。外からの文化を受け入れようと、転職してきた人を集めてランチ会を開くという企画もありました。変化に対して適応することは難しいし大変ですが、私は変化って良いことだと思っています。私も度重なる引っ越しで、その都度変化に適応してきたから、しんどさがわかるのですが、大事なところは守りつつ、自分なりに柔軟に乗りこなせれば良い形になっていくと思っています。

カルチャーといえば、富士通さんにはUdemy（ユーデミー）が利用できるなど、研修の制度も充実していると伺いました。

実は、それも入社を決めた大きなポイントです。学びの機会を自分で決めて取りに行けるのは、とてもありがたいですね。プロジェクトどっぷりだと気づけないこともあって、研修があるから気づきをもらえるなと思います。

素敵ですね！　でも、忙しい中で勉強するタイミングを作るのって難しそう……。

私の場合は、仕事以外の時間、例えばストレッチしながら、とか、料理をしながら研修動画を見ています（笑）。仕事の日でも、勉強の時間を事前にスケジュールに抑えておいて、2時間学びに使う、ということもあります。

なるほど、スキマ時間で勉強をしているのですね！　それに研修内容によっては仕事中見てもよいというのも、素敵ですね。

インプットも欠かさない杉本さんとしては、今後どんな目標を持っていますか？

まずは、1人で仕事が進められるようになることですね。今はわからないことがあると時間を作ってもらうなど、チームの方や優秀なメンバーの方にサポートいただいているので……。あとは、今までの人生で関わった、たくさんの方への恩返しとして、貢献意識を持って仕事したいと思っています。ポジティブなフィードバックがあると、モチベーションにつながりますし、パフォーマンスも上がりますよね。

すごくわかります！　今の自由な環境なら、仕事も学びもプライベートも充実できて、自分らしく働けそう。今日はとても素敵なお話を聞かせていただき、ありがとうございました！