世界最高峰のSAPコンサルティングチーム、始動

社会や企業が直面するさまざまな課題を解決するため、2024年にコンサルティングブランド「Uvance Wayfinders(ユーバンス ウェイファインダーズ)」を立ち上げた富士通株式会社。その中核を担うSAP事業では、新たに「SAP Subject Matter Expert(以下、SME)」チームを組成し、各業界のリーディングカンパニーに対し「Fit to standard」のアプローチで付加価値の高いコンサルティングサービスを提供しています。新チーム設立の経緯や今後の展望、そして働く魅力について、組織長である杉本氏をはじめ、チームを牽引する3名にお話を伺いました。

出典:ビズリーチ 公募ページ「富士通株式会社」(2025年1月30日公開)より転載新しいウィンドウで開きます

SAPコンサルティングの最高峰を目指すチーム

JGG エンタープライズアプリケーションDivision長/杉本 拓真

Q. はじめに、SAP SMEチームを設立した経緯を教えてください。富士通においてどのような位置付けなのでしょうか。

SAP SMEチームを設立した理由は大きく2つあります。1つ目は、SAPコンサルティングにおけるトップのチームをつくるためです。富士通では2024年より社会や企業が直面する課題を解決するためのコンサルティング事業ブランドとして「Uvance Wayfinders」を展開しています。SAP事業は、Uvance Wayfindersにおけるテクノロジーコンサルティングの中核領域に位置付けられており、その重要なミッションを担う最高峰のチームをつくろうと考えました。また、当社でSAPコンサルタントとしての明確に目指すキャリアビジョンを描くことができ、個々人の成長を促せる環境を整えたかったという側面もあります。

2つ目は、当社が豊富な知見を持つ「Fit to standard」のアプローチを標準化・体系化し、チームとしてより多くのお客様へ価値の高いサービスを提供するためです。SAP導入におけるFit to standardのアプローチは非常に難度が高く、それを実現してきた当社の強みをより強化していきます。

手掛けるのは、各業界のリーディングカンパニーの大規模プロジェクト

Q. SAP SMEチームの組織と事業の概要を教えてください。

SAP SMEチームは、「Customer Success Manager(CSM)」と「Standard Excellence Consultant(SEC)」の2つの役割から構成されています。

CSMは、SAPの知見とプロジェクトマネジメントスキルを掛け合わせたエキスパートとして、お客様企業の経営層と対話しながらFit to standardを実現するためのプロジェクト全体のマネジメントやコンサルティングを行います。具体的には通常のマネジメント以外にプロジェクト全体のFit to Standardを進めるための方法論を用いてスキームの構築、コミュニケーションの計画、Fit to Standardの進捗度のマネジメントを行っていきます。稼働後もお客様にとって最適かつ最大価値を発揮できるSAPの活用方法を考え、提案する役割も担います。

一方のSECは、SAPの知見と業務領域のコンサルティングスキルを兼ね備えたエキスパートです。販売、生産、会計などそれぞれの専門領域について、お客様の業務をどのようにSAPにフィットさせていくのかを考え提案します。なかにはどうしても標準化できない業務も存在しますが、アドオンで対応する場合もトラブルの原因となる「やってはいけないアドオン」を回避しながら設計する知見も有し、お客様にとって最適なFit to standardを業務面からアプローチします。

私たちのお客様には各業界のリーディングカンパニーも多くいらっしゃいます。プロジェクトも数十億から数百億円と非常に大規模なケースも多くあります。業界に偏りはなく製造や流通、公共領域など多岐にわたりますが、富士通が強みを持つ業界知見や業務理解を発揮しながら、付加価値の高いサービスをオールインワンで提供しています。

また、富士通自身が自社DXとしてSAPをFit to Standardで導入した「OneERP+プロジェクト」を行った実績があります。12万4千人の従業員を擁するグローバル企業として、グローバルでも最大級のプロジェクトを完遂させた実践知とノウハウがあります。それをお客様へ提供し、さらなる富士通の価値向上へつなげていきたいですね。

KPIマネジメント×コミュニティー活動で、自ら行動変容できる組織へ

Q. 杉本さんは、組織を運営するにあたってどのようなことを心掛けていますか。

グローバルスタンダードのビジネスプラットフォームを活用してお客様のDXを支えるデリバリー組織として、私は「市場に対して高い付加価値を提供して、グローバルなマインドを持つプロフェッショナルなチームになる」というビジョンを掲げてきました。このビジョンを1400名が在籍する組織全体で実現するには、個々のメンバーの積極的な行動変容が必要です。そこで私は自己成長を促せるカルチャーづくりを徹底してきました。

なかでも特に意識しているのは「KPIマネジメント」と「コミュニティー活動」です。まず、KPIは単なる数値目標ではなく、メンバーの行動変容を促すためのツールだと考えています。達成のために何が必要か、できないときにはどう変化し、どんな自己成長が求められるかを、メンバー自身が考えて行動することを促しています。それでも、一人でできることには限界があります。重要なのは仲間の存在です。さまざまな場面やテーマで議論し合い、お互いを高め合えるコミュニティー活動も意識的に支援しています。社内のSNSツールでメンバー自身が積極的にコミュニティー活動の情報発信をする姿を見ると、とてもうれしい気持ちになりますね。

Q. 今後の事業の展望をお聞かせください。また、これから入社される方にどんな活躍を期待しますか。

現在SAP SMEチームは立ち上げたばかりなので所属するのは7名ですが、今後2年間で約50名規模に拡大させていきます。現メンバーの専門領域に閉じず、例えばSAP×AIのように役割や機能も拡大させながら、お客様により価値のあるサービスを提供したいですね。

富士通はグローバルで事業を展開していますが、SAPのグローバル市場ではまだまだ認知度が低いです。一緒に日本のIT企業をグローバルで強くしたいとの想いがある方は大歓迎です。日本がヘッドクォーターの会社であるからこそできることも多いと思います。また、ご自身の知見やノウハウを新しいチームに共有していきたいという熱意のある方も大歓迎です。
SAPコンサルティングのトップチームを目指し、ご自身を大きく成長させながら、お互いに高め合える、そういった環境がここにはあります。

経営層と議論を重ね、数百億円規模のSAPプロジェクトを牽引する

SAP Customer Success Manager(CSM)/中村 僚介

Q. ご経歴と、SAP CSMに就任した経緯を教えてください。

私は2010年に富士通に入社し、約8年間は流通・小売のアカウントのシステムエンジニアとして業界動向やお客様個社の特徴を分析し、ソリューションを提供する業務に就いていました。その後SAP部門へ異動し、数十億から数百億円規模のプロジェクトのプロジェクトマネージャーを務めると同時に、SAPの標準的な導入方法論であるSAP Activateに富士通独自の技術やノウハウを取り込んだフレームワーク「富士通版Activate」の策定・強化にも携わっています。

そうしたSAPの知見が認められ、SAP SMEチームの立ち上げに際し杉本から声が掛かり、CSMに就任しました。この構想に共感しているので、たとえ声が掛からなかったとしても自分で手を挙げていたと思います。

Q. 具体的にどのような業務に取り組まれていますか。

現在は大きく2つの業務に携わっています。1つは、ある公共機関のお客様のSAP導入プロジェクトです。数百億円規模のプロジェクトなのですが、そのプロジェクトマネージャーとして経営層と対話しながらFit to standardの実現を支援しています。お客様のなかには、システム導入をベンダーに任せきりにすることもありますが、SAP導入ではお客様自身が主体的にプロジェクトに取り組むことが不可欠です。その重要性をお伝えしながらマインドやマネジメントの変革を促すとともに、お客様の理解度に寄り添ったコンサルテーションを意識しています。経営層の方々は視座が高く、課題に対する視点も多くお持ちです。そうした方々と実りある議論をするためには私自身の視座も引き上げていくことが必要で、おのずと自己成長が促されているように感じます。

もう1つの業務は、全社標準のSAP導入フレームワーク「富士通版Activate」のエンハンスです。各PJで実適用するなかで得た気づきを改善の糧として吸い上げ、コンテンツの拡充や方法論のブラッシュアップを行っています。「富士通のStandardを作成している」という実感を得られる、やりがいのある業務です。

互いに刺激と気付きを与え合う環境で、自己研鑽に励む

Q. チームメンバーの特徴や魅力を教えてください。

SAP知見が深いのはもちろんのこと、自分たちでビジネスをリードしていくという自覚を持っていて、志が非常に高いです。それぞれ異なる専門性や視点、考え方を持っているのも特徴で、同じ課題に向き合っていてもメンバーから新しい気付きや学びが得られるとともに、自分一人では到達できない解にたどりつく議論ができています。

SAPコンサルタントとして非常に恵まれた環境ですし、私自身も他のメンバーに刺激や気付きを与えられるように、日々の自己研鑽はもちろん、議論の場では積極的に自身の意見や観点をぶつけて多角的な観点での議論になるよう意識をしています。

Q. そうした仲間とともに手掛ける仕事の醍醐味は何でしょうか。

CSMは業種・業務領域とソリューション領域を結ぶ中間点に立ち、双方を同じベクトルに向けて前進させるビジネスドライバーの役割だと捉えています。組織や役割を超えたシナジーを生み出すことで、お客様への提供価値を最大化するのはもちろんのこと、富士通全社のSAP事業そのものの底上げにも貢献できます。関わる全メンバーの意識を変えていきながら、大きな変革の実現をリードする魅力があります。

まだスタートしたばかりのチームですが、高い専門性を有した力のあるメンバーがそろっていますし、周囲から「SAP SMEチームに入りたい」「SAP CSMになりたい」と手が挙がるような圧倒的な成果を生み出していきたいです。

SAP導入品質の砦。最小限のアドオン開発でFit to standardの実現へ

SAP Standard Excellence Consultant(SEC)/森田 将揮

Q. ご経歴と、現在のご担当業務について教えてください。

2001年に富士通に入社し、主に製造業のお客様向けに生産管理システムの導入支援を手掛けてきました。その後、社内でSAPのMES(製造実行システム)ソリューションの立ち上げを牽引し、SAPに深く関わるようになりました。当時まだ富士通で導入実績のないモジュールの勉強会を開催するなど積極的に知見を共有してきた成果が評価され、SAP SECに就任するに至りました。

SECのミッションは、SAP導入の品質を現場に近いところで高めていくことです。プロジェクトにおける導入品質は企画や要件定義のフェーズで作り込まれるため、Fit to standardに誘導しながら最小限のアドオン開発で最適な解に導けるよう努めています。

Q. 手掛けたプロジェクトのなかで、特に印象に残っているエピソードをお聞かせください。

難度の高かったものに、SAPのERPを導入済みの製造業のお客様にSAPのMESのソリューションを導入し、オプション受注生産を実現するものだったのですが、お客様のご希望にそのまま応えようとすると異なるソリューション間で矛盾が発生することに気付いたのです。

そこで私たちはSAP本社に機能の改善要請をすると同時に、お客様とも協議を重ね、インターフェースに若干の変更を加えるだけで解決する方法を見いだすことができました。一時はプロジェクトの中断も検討されたほどでしたが、最小限のアドオン開発によって無事に導入を完遂。このプロジェクトは、SAP ジャパンのプロジェクトアワードを獲得するほど評価されています。

このようにSAP ジャパンと強力なパートナーシップを持っていること、そして高い技術力を持ってお客様のニーズに柔軟かつ的確に対応できることは、富士通のSAPコンサルティングの強さといえますね。

多様な業界のプロジェクトを通して磨かれる、高い提案力

Q. SAP SECだからこそ得られる経験値やスキルとして、どんなものが挙げられますか。

SECは特定のお客様のプロジェクトに長期にわたって深く関わるのではなく、企画や要件定義といった上流フェーズを中心に、さまざまな業界のお客様のプロジェクトを経験していきます。多様な業界知見を習得するとともに、それぞれに求められる要件を理解し、SAP以外にも富士通が持つあらゆるソリューションを組み合わせながら最適解を見極め提案していきます。こうして磨かれる高い提案力は、SECならではだと思っています。

また、お客様の要望に応える過程では、プロジェクトメンバーからさまざまな提案がなされます。なかにはお客様に寄り添い過ぎた提案となっている場合は、Fit to standardの姿勢に立ち返り再提案を要求する判断も求められます。プロジェクトの品質を左右する重要な役割を果たすSECの業務を通じて、問題解決力やリーダーシップも磨かれるでしょう。

加えて、SAPコンサルティングは海外展開も進めています。海外拠点のメンバーと協業する場面も多く、グローバルに市場価値を上げられる環境でもあります。

Q. SAP SECに求められる人物像を教えてください。

SAPプロジェクトというのはいずれも大規模で業務領域も広く、さまざまなソリューションの組み合わせが求められます。そのなかで特定の領域で深い専門性を持つことも重要ですが、最終的にその知見をお客様の業務につなげていくという、まるでパズルのようにピースをつなげる発想力こそがSECに求められるスキルだと思います。こうした仕事にやりがいや魅力を感じる方であれば、きっとSECとして活躍していただけるでしょう。

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