多彩なスペシャリティが発揮される、富士通の今

大規模かつ先進的なITサービスを強みとし、グローバルに事業展開をする富士通。現在グループ全体で約12万人もの多様な人材が在籍しており、それぞれが個性や能力を発揮し社員と組織が共に成長できる環境づくりや、サステナビリティー・トランスフォーメーション(SX)の実現に向けた事業創出などに注力しています。「LifeとWorkを豊かにする働き方」の実現を目指す富士通の実情について、キャリア入社して活躍する女性社員2人にお話を伺いました。

出典:ビズリーチ 公募ページ「富士通株式会社」(2024年6月13日公開)より転載新しいウィンドウで開きます

IT×リーンコンサルティングで、幅広い業界のプロジェクトを手掛ける

Japanリージョン コンサルティング推進室 マネージャー/松本 梨紗
外資コンサルティングファーム、外資医療機器メーカーなどを経て現職。前職ではリーン思考に基づくコンサルティング、営業企画などを担当。

Q. 松本さんは、ヘルスケア業界を経て異業種である富士通に入社されています。転職の経緯や入社の決め手を教えてください。

私のキャリアのスタートは看護師でした。仕事はやりがいにあふれ徐々にマネジメント業務を経験したいという思いが芽生えたのですが、看護師長や主任といったポジションに就くにはどうしても長い時間がかかると考え、転職を決意しました。そこでコンサルタントに転身し、病院経営など主にヘルスケア業界に対するコンサルティング業務に携わりました。その後出産を経て、事業会社での経験も積みたいと考え医療機器メーカーに転職。そこでは、ソリューション事業の立ち上げなどに従事しました。

当時社内実務で実践していたリーン思考を顧客へサービスとして提供していたところ、富士通がちょうどこの概念を導入し始めたタイミングでスカウトを受けました。ITの知見を深めたかったことや、ヘルスケア以外の幅広い業界の知識も身に付けたいという思いがあり、入社を決めました。また、働き方が柔軟な点も決め手となりました。子育てや介護などをしながらでも無理なく安定的に働けるのが魅力でしたね。

Q. 現在のご担当業務と、これまでご担当されたなかで特に印象に残っているプロジェクトについてお聞かせください。

コンサルティング推進室に所属し、コンサルティングサービスの立ち上げを担当しています。社員のリスキリングやサービス企画に加え、社内実践として社内プロジェクトの課題解決支援、お客様への具体的な提案活動なども並行して行っています。

例えば、社内でも有用性を理解してもらうべく、実際のプロジェクトに参画して業務改善や品質改善のコンサルティングを行っています。プロジェクトを通じて、富士通の社歴の長いメンバーから「外部の視点で富士通がどう見えるのかを知ることのできる良い機会だ」とコメントをもらったのが印象的でした。富士通には、多岐にわたる業界のお客様のさまざまな課題解決をしてきた豊富な実績があるので、そうしたノウハウを集約して適切に業務改善、品質改善ができれば、さらに大きな力になると手応えを感じています。

コンサルティング人材育成に向け、本格的に準備を開始

Q. 仕事を通じ、どういったやりがいや醍醐味を感じますか。

私は富士通で幅広い業界の知見を身に付け、それをヘルスケア業界に還元していきたいと考えているのですが、まさにそれを実現しつつあることに大きなやりがいを感じています。

富士通ではこれまでもさまざまなコンサルサービスを顧客に実施してきており、ヘルスケアに留まらない幅広い知見を学べています。また、電子カルテのシステム開発を手掛けるヘルスケアチームとも連携しており、私自身の専門性も生かせています。ヘルスケアと他業種と、両方でチャレンジできる環境がありがたいですね。

また、グループ全体で約12万人もの社員がいることも富士通ならではの特徴です。この巨大組織をトライアルの場として、社内でコンサルティングサービスを実践した後にお客様へ提案できることが醍醐味です。

Q. 富士通だからこそ得られるスキルや経験を教えてください。

コンサルタントとして、構想を描くにとどまらずソリューションに落とし込んで具現化できること、そして導入後もお客様と長く関係を築き、結果を出すところまで伴走できることでしょうか。こうした経験は、富士通だからこそできることだと感じます。

富士通はとりわけテクノロジー領域の自社サービスを豊富に有していて、社内にも開発部隊がいるのが強みです。開発部隊と密に連携することで、お客様への提案段階から実現可能なより良いアイデアを模索できますし、お客様の声を開発現場にすぐに伝えられています。

Q. 今後、富士通でどんなチャレンジをしていきたいですか。

富士通では社員がパーパスカービングと呼ばれるプログラムで自身のパーパスを作成します。私のパーパスは「子供たちの未来を守るため知識・技術・人を繋げ社会を看護するBusiness Womenであれ」です。富士通でパーパスカービングを実施し自身の目標と会社の目標を掛け合わせたときに、私自身が子育て世代だということもあり、次世代の子供たちのためにできることを仕事として取り組んでいきたいという思いに気づきました。富士通ではDX人材派遣や自治体との連携による街づくり、それをエコロジカルに進めるためのゼロカーボンソリューションなどさまざまな取り組みをしています。過去建築や設計に取り組んできた経験とヘルスケアのバックグランド、また富士通のソリューションを掛け合わせることで次世代の街づくりへの提案やプロジェクトなども手掛けていきたいと考えています。

富士通ではこうした自らの興味・関心に基づいたさまざまなプロジェクトに参画するチャンスがあります。入社するまでは、「歴史ある大企業だから、変化が少なく堅苦しさがあるのでは」と不安も抱いていたのですが、実際にはDXや働き方改革が進んでいますし、社内外・地域との交流を含め新しいことにも挑戦できる環境です。今後も、自身の興味やキャリアの展望に沿って、自らチャレンジし続けていきたいと思っています。

従来の営業手法からの脱却。データ活用×マーケティングによる改革を推進

Japanリージョン オファリングセールス本部 セールストランスフォーメーション部/岡上 杏瑠
大手総合電機メーカーや、国内外のスタートアップでマーケティング領域を手掛け、富士通へ。Fujitsu Uvance拡販に向けたマーケティングの構想・仕組み構築を担当。

Q. 岡上さんのこれまでのキャリアと、富士通に転職された経緯についてお聞かせください。

私は新卒で大手総合電機メーカーに入り、販売企画やサプライチェーン支援などを経験しました。既にブランドが確立されていて事業規模が大きい半面、新しく挑戦する機会が少ないと感じたのをきっかけに、スタートアップの企業に転職。SaaSのマーケティングソリューションを提供する会社で、新規事業の立ち上げにかかわる幅広いマーケティング業務に従事し、IT業界でのキャリアをスタートさせました。

その後、グローバルに視野を広げるべく外資系スタートアップ企業に転職し、日本法人の立ち上げに参画しました。そのときに一緒に仕事をしていた上司に誘われて2023年に富士通に転職し、今に至ります。

富士通は、2022年に新たな事業モデル「Fujitsu Uvance(フジツウ ユーバンス)」を立ち上げたばかりで、その認知拡大が喫緊の課題でした。グランドデザインを描いて実行に落とし込むという私のこれまでの経験を生かせること、それを大企業ならではの大きなスケールで実践できることに魅力を感じ、入社を決めました。

Q. 現在のご担当業務を教えてください。

現在所属しているセールストランスフォーメーション室では、従来の個々に顧客開拓から受注までを担う属人的なプロセスから、マーケティングやデータを活用した再現性のある営業プロセスへとシフトさせる役割を担っています。

また、富士通のマーケティング活動を案件や受注に至らせるための戦略や実行計画の策定支援も行っています。高い技術力と豊富なプロダクトを保有する富士通のマーケティングは、往々にしてプロダクトアウトになりがちです。そこで私は、部門横断でお客様の課題起点での戦略づくりや、PR、マーケティング、営業という各フェーズのコミュニケーションに一貫性をもたせる取り組みなどを始めています。

Q. 印象に残っているプロジェクトはありますか。

一つ挙げるとすれば、営業部門や商品開発部門など部門横断で30人ほどが参加したワークショップです。富士通のセールス手法を変革するには、社員一人一人の意識改革が不可欠だと考え自ら企画・設計したワークショップで、各部門の課題を発散するとともに、課題解決に向けて部門横断でディスカッションをしたりカスタマージャーニーを作ったりしました。

参加した社員からは「自分の担当業務のボトルネックがどこにあるのかがわかった」「業務を改善するきっかけになった」などポジティブな声をもらいましたし、各部門の課題を洗い出せたためその情報をもとに効果的な戦略を練るフェーズへと前進させられました。

性別やライフステージを問わず、誰もが働きやすく、活躍できる場

Q. 仕事を通じて感じるやりがいや醍醐味として何が挙げられますか。

富士通という大規模かつ歴史のある企業で全社横断のワンストップのマーケティングを実現するのは非常に大きなチャレンジであり、それ自体にやりがいを感じています。現在私自身は国内事業を対象としていますが、いずれはグローバル事業全体に関わっていきたいですし、富士通での成功体験をソリューション化することで同じ課題を抱える大手企業向けに提供していけるのではないかとも考えています。

また、富士通では国内外の先端ソリューションに加え、自社開発のソリューションも組み合わせてお客様の変革を支援するため、マーケターとして多様な選択肢から最適解を導き出す力が磨かれています。複数商材の国内海外両方のマーケティングに携われるというのも、複雑性と難度が高いぶん、自身のキャリアの幅が広がっていると感じます。

Q. 富士通は「Work Life Shift」を掲げ、さまざまな働き方改革を進めているそうですね。実際に働きやすさを実感することはありますか。

はい。社員一人一人が「やりたい仕事をやり続けられる」ための制度があり、それが当然のように受け入れられるカルチャーがあると感じますね。

私は今2人の乳幼児を育てているのでフレックスタイムやリモートワーク、ベビーシッター補助といった制度をフル活用しているのですが、富士通では子育てする人だけでなく介護や自分自身の療養、パートナーの転勤などさまざまな事情で制度が活用されています。いつ誰が休みを取ってもプロジェクトの進行に支障がないように体制が整っていますし、社員一人一人がその仕組みを意識しているので、性別やライフステージを問わず誰もが働きやすい環境だと思います。

Q. 今、富士通に入社する意義、メリットを教えてください。

働き方改革を筆頭に、富士通ではスピーディーに変革するための新たなチャレンジが随所で行われています。私が入社した際には、チームメンバーから「富士通があるべき姿を描き、走り続けてほしい」と言われ、富士通のやり方になじむのでなく変化を生み出してほしい、本気で変革を成し遂げたい、という思いを感じました。

富士通は、社員一人一人の声に耳を傾け、変化し続ける会社です。ポスティング制度による挙手制の異動も活発ですし、社内外のさまざまなプロジェクトに自らの意思で参画することも可能なので、やりたいことやアイデアのある方が活躍できるフィールドだと思います。

富士通のような大企業だからこそ起こせる社会変革があるはずです。本気で変わろうとする富士通で、大きなチャレンジを成し遂げたい方のご応募をお待ちしています。

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