変革する富士通で広がるキャリア。誰もがチャレンジできる理由

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富士通において、食品メーカー・卸・商社・運輸・サービス・ライフサイエンス・リテールなど多様な業種の課題解決に取り組むCPS&Retail事業本部。同事業本部では今、エンジニア人材を中心にキャリア採用を強化しています。エグゼディレクターを務める郡司氏には同事業本部のミッションや競争優位性、描けるキャリアについて、実際にキャリア入社した塚原氏、齊藤氏には富士通を選んだ理由や入社後に感じた魅力についてお話を伺いました。

出典:ビズリーチ 公募ページ「富士通株式会社」(2023年12月5日公開)より転載新しいウィンドウで開きます

各業界を熟知した精鋭メンバーで、お客様とともにDXを実現

JAPANリージョン CPS&Retail事業本部 エグゼディレクター/郡司 憲昭

Q. CPS&Retail事業本部が担っている役割、ミッションをお聞かせください。

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CPS&Retail事業本部は、食品メーカー、卸、商社、運輸、サービス(不動産・エンターテインメントなど)、ライフサイエンス(ヘルスケア)、リテール(百貨店・量販店・専門店)など幅広い業界のお客様の課題解決に取り組む、約1,200名からなる組織です。

CPSというのは「Consumer Products & Service」の略称であり、私たちは、消費者視点を持ち、お客様である企業の先にいるお客様、すなわちエンドユーザーに貢献することを目指しています。

ご支援するお客様の業種は幅広いですが、共通の課題は「新しいことへの挑戦」です。例えば、コロナ禍で打撃を受けた小売業は、脱コロナで市況の好転が見込まれる今、攻めの取り組みに転じています。他方、食品業界では原材料価格の高騰やフードロスに、物流業界ではドライバー不足など社会課題にも向き合うなかで、事業を刷新する取り組みが求められています。

Q. 競合他社と比較し、富士通の優位性はどこにありますか。

富士通は、「イノベーションによって社会に信頼をもたらし、世界をより持続可能にしていく」というパーパスの実現を目指し、社会課題を起点としてクロスインダストリーでお客様の成長に貢献するデジタルサービス「Fujitsu Uvance(ユーバンス)」の展開を加速させています。サステナビリティへの取り組みはあらゆる業界に共通する課題であり、クロスインダストリーが進んでいます。お客様とお客様、マーケットとマーケットをつなぎ、新たな社会環境をつくっていく、そのノウハウに当社は大きな強みをもっています。

また、CPS&Retail事業本部の強みとして、各業種に精通したスペシャリストが多数在籍していることが挙げられます。業種ごとに特化した組織運営を続けてきた成果として、各社員が「お客様を知っている」ことに関しては、他社には負けないと自負しています。

お客様と直接対話し、事業構想にダイレクトに貢献できる

Q. CPS&Retail事業本部で働くやりがい、魅力をお聞かせください。

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当事業本部はアカウント最前線の組織であり、お客様と直接対話を重ねていく立場にあります。だからこそ、お客様のリアルな声を受け止め、お客様の課題を自分たちの力で解決できるやりがいがあります。

ただ、そのスタイルは従来とは大きく変化しています。お客様の要望に従ってシステム開発するだけでなく、お客様の経営課題や事業戦略をともに考えるパートナーとして「共創」する役割を求められているからです。

お客様と共創の関係を築き、課題に対して戦略を立て、私たちが持つ業界知見と技術力を生かしながら新たな事業を創発する。その事業が成長することで、当社も成長する。そういった良い循環が生まれています。

Q. 組織カルチャーについてはいかがですか。

チームワークに重きを置いた組織で、幅広い年代のメンバーが役職を問わず助け合い、誰に対しても自分の意見を正直にぶつけられます。こうした文化は私が入社した30年前から変わらないですね。私にとって同僚は学生時代の友人以上に何でも話せる仲間であり、孤独感とは無縁の組織といえるかもしれません。

また、失敗を許容しチャレンジを促すカルチャーも浸透しています。私自身、これまで小さな失敗をしても許容され、最後までやり切る機会を与えられてきました。それでしか得られない学びや成長があるからです。お客様とともに事業計画を立てたり、お客様の体制に入り込んで事業構想したりと、従来の枠にとどまらない新たな価値提供を実現するには、社員一人一人のチャレンジが不可欠だと考えています。

Q. ──富士通ではどのようなキャリアを築けますか。記事の読者へメッセージをお願いします。

当社には幅広い業種領域の部門がありますが、「ジョブ型人材マネジメント」の考え方に基づき、採用過程でまずカジュアル面談を行い、候補者の方々の志向や経験にマッチした選択肢を提供しています。入社後のキャリアアップやキャリアチェンジとしては、常時公開されている社内の空きポジションに手を挙げて異動を願い出せる「ポスティング制度」も活用でき、2022年度は富士通グループ全体で約3400名の社員がこの制度で実現しています。ご自身の希望に添ったキャリアデザインができる環境だといえるでしょう。

当事業本部でも、通信業界や小売業界の担当から転身して不動産業界担当として活躍している例もあり、特定領域を極めることも、キャリアの幅を広げることもできるのです。こうした自由度が、当事業本部で働く大きな魅力です。

富士通は、キャリア採用を筆頭に多様な考えや価値観を受け入れ、多様性のある骨太で強い組織であり続けています。それが当社の強みであり、成長の根源でもあります。開発やITの知見はもちろんですが、それ以上に「誰かのために何かをしたい」という意欲を歓迎しますので、ぜひ皆様の熱い思いを聞かせてください。

社内SEから富士通へ。業界全体に資するシステムを開発するために

CPS&Retail事業本部 CPG事業部 第五ビジネス部/塚原 亮介

Q. 塚原さんは2022年2月にキャリア入社されていますが、転職の経緯をお聞かせください。

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前職は大手食品メーカーで、約15年間社内SEやEC営業を経験しました。その後、大手小売企業のDX部門を経て富士通に入社しました。入社を決めたのは、社内SE時代にやりがいに感じていた「自分がつくったシステムが人の役に立ち、喜ばれる」ことを、食品業界の幅広いお客様への支援を通じてより多く経験できると考えたからです。

入社前は、事業会社からIT業界に移ること、自社ではなくお客様向けのシステムを構築することに不安もありましたが、入社後は丁寧なサポートがありすぐに払拭されました。

Q. 現在の業務内容についてお聞かせください。

現在は、大手食品メーカーの基幹システムにかかわるプロジェクトを担当します。EDIとSAPを連携させて刷新するというもので、スクラッチ開発領域のリーダーを務めています。

昨今の事業会社では、情報システム部門が従来以上に「企画」業務に注力することが増えています。そこで使われるシステムを、シンプルかつ誰もが使いやすい設計にすることで、企画に集中できる環境を提供したい、そうした思いで業務にあたっています。

誰もが率直に意見ができる、上下関係を感じないフラットさ

Q. 前職での経験はどのように生かされていますか。

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食品メーカーの事業構造や流通の仕組みを把握しているため、お客様が抱える悩みや対処すべき課題を早期に理解することができます。一方で、食品メーカーを外部から支援するのは前職と異なるので、日々新しい発見もありますね。

多くの食品メーカーは今、国内の人口減少などに伴い、グローバルへの挑戦や業務プロセスの改善を実施しています。さまざまな食品メーカーのお客様を支援してきた当社の多くの実績と、私の食品業界での業務経験とを融合させながら、グローバルスタンダードのシステム導入の提供を通じ、食品業界全体の成長に貢献したいと考えています。

Q. 富士通で働いてみて、魅力を感じる点をお聞かせください。

当社はやはり、システム構築における「プロ」の集団だと実感します。開発工程がしっかりと体系化され、それに伴った実務スキルを持っているので、高品質のシステムを提供できています。

加えて、経営層から「人材を育てよう」という熱い思いを感じられるのも魅力です。社員一人一人を大切にし、成長を促そうとするカルチャーが根付いていますし、組織のなかで上下関係を感じることもありません。富士通に入社したばかりのときは、メンバーが部門長に率直な意見をぶつけている姿を目の当たりにして「こんなに正直に言っていいのか」と驚きましたね。

富士通は今、DX企業への変革を進めています。それに伴い、社員一人一人も強い向上心を持って、日々新しいスキルや技術の習得に励んでいます。私も、当社の強みである長年の実績やナレッジを吸収しつつ、新しくなった富士通を担っていく人材へと成長していきたいです。

業界トップレベルの実績を誇る富士通で、大規模案件を手掛けたい

CPS&Retail事業本部 ライフサイエンス事業部 製薬DXビジネス部/齊藤 裕之

Q. 齊藤さんが富士通に転職された経緯をお聞かせください。

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私は大学院で医薬に関わる研究をしており、ITを活用して医療業界を変革したいという思いで就職活動をしました。そして新卒でITベンダーに入社し、約9年間製薬企業向け自社開発パッケージ製品の導入・運用業務、プリセールスなどに従事。そのなかで「自社開発のパッケージ製品だけでなく、幅広いシステム開発業務に携わりたい」という思いが芽生え、転職を決意しました。

転職先に富士通を選んだのは、ライフサイエンス領域で大きな案件を手掛けられる環境があるからです。特に、電子カルテの病院導入シェアは国内でトップクラスを誇り、その信頼と期待から多くの相談が寄せられています。

また、採用面接のなかで、社員のチャレンジが後押しされる社風や、その機会がしっかりと提供されている様子を知ったのも、入社の決め手となりました。

Q. 現在どのような業務を担当していますか。

製薬企業をお客様として、患者様向けのアプリケーション開発プロジェクトのリーダーを務めています。システムを通じて、同病の患者様同士がつながって悩みを共有したり、医師に治療方針について相談ができたりなど、闘病における不安解消を通じて患者の皆様のQOLが高まることを目指しています。

1on1でプロジェクトリーダーを担務できる案件に携わりたいことを配属後から希望を出していました。現在担当しているプロジェクトは、その希望を聞き入れていただき上司から声を掛けてもらって参画したもので、複数の案件で提案活動を経験したのちに受注に至りました。想像していたより早くリーダーという責任あるポジションを任せてもらえたのは、うれしい驚きでした。

先端技術にも精通し、技術者としてスキルアップできる環境

Q. 入社前後で富士通に対するイメージは変わりましたか。

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富士通は歴史があるので、入社前には、良くも悪くも古い体質の組織をイメージしていました。キャリア入社者もなじめるのだろうかと不安もありましたね。

しかし実際に入社してみると、立場に関係なく皆が気さくに話しかけてくれるので、スムーズに仕事に慣れることができました。また、社を挙げてDXに取り組むなど変革期の新しい風も感じています。こうしたカルチャーで私自身のチャレンジ精神も刺激され、以前よりも一層前向きな気持ちで仕事に励むことができています。

Q. 最後に、仕事のやりがいについてお聞かせください。

当社は最先端技術の研究が進んでおり、一技術者としてそういった知見を取り入れられることに大きなやりがいを感じます。例えば、機械学習を活用してMR(医薬情報提供者)の活動効率を上げられるかといったR&D領域にも携われています。

こうした最先端技術に精通した技術者をはじめ、さまざまな知見とスキルを持ったメンバーがそろっている点も働きがいの一つです。多彩なスペシャリストたちと一緒に働くなかでスキルアップできる、技術者にとって非常に恵まれた環境だと思います。

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