大変革期のモビリティ業界で最先端プロジェクトに挑戦する

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コネクテッドカーの増加やMaaSビジネスの活性化、地球環境を意識したEVや水素燃料車の普及など、一大変革期にあるモビリティ業界。富士通はさまざまな課題に直面する大手自動車メーカーなどに対し、自社のテクノロジーを用いながら、新たな価値を創造すべく挑戦を続けています。今回、キャリア採用を強化するMobility事業本部について、富士通×モビリティだからこそできることや、ここでしか得られない経験について、同部の3名に伺いました。

出典:ビズリーチ 公募ページ「富士通株式会社」(2023年11月14日公開)より転載新しいウィンドウで開きます

日本を支えるモビリティ業界で新たな価値創造に挑戦する

Mobility事業本部 アカウントゼネラルマネージャー/齋藤 昌史

Q. まず、Mobility事業本部の概要を教えてください。

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Mobility事業本部は、自動車メーカーおよび自動車部品メーカー、運輸・物流業界の企業をお客様として担当し、お客様側の開発や製造、販売、カスタマーサービス、インフラ運用に至るまで、幅広い業務システムの開発、運用、保守などを手がけています。

従来は、基幹システムの開発・運用を中心にソリューション提供を行っていましたが、昨今はモビリティ業界もMaaSやコネクテッドカーの登場、サステナビリティへの取り組み強化などによって、業界全体が変革を加速させており、それに伴って私たちの支援の領域も大きく広がっています。

前例のない変化に直面するお客様とともに、テクノロジーの力で新たな価値を創造する。Mobility事業本部はその実現に向け、いまだかつてない挑戦に取り組んでいます。

Q. お客様からは実際にどのようなご相談がくるのでしょうか。

日々の業務における課題解決はもちろん、自動車メーカーであればお客様の満足度向上、運輸・物流業界の企業であれば不足する人手と増加するニーズの中での輸送の効率化など、ご相談は非常に多岐にわたります。

私たちはそうした課題に対して、自動車業界と長年向き合ってきた経験による業務理解の深さと専門性、課題解決のノウハウを生かしながら、新たな価値創出に邁進しています。

Q. プロジェクトは、具体的にどのような流れで立ち上がるのでしょうか。

まずはビジネスプロデューサーがお客様と対話し、先方の抱える課題や成し遂げたいことをヒアリングします。ビジネスプロデューサーとは、お客様との窓口としての情報収集や、社会・お客様に価値を生むためのプロデュース(企画)をする役割を担っており、当社ではビジネスプロデューサーのヒアリングをもとに、富士通として何ができるかを考え企画し、必要な技術、リソースや体制を見積もりながら、お客様にソリューションを提案します。そして、実際にプロジェクトが稼働する際は、社内からプロジェクトマネージャー(PM)など必要なスキルセットを持った人材をアサインし、プロジェクトを立ち上げていきます。

プロジェクト規模は、お客様のニーズによって大小さまざまですが、最近は世の中の急速な変化に対応すべく、従来のウォーターフォール型だけでなく、アジャイルでエンドユーザーの期待に迅速に応えていくプロジェクトも増えています。

モビリティの経験は不問。多様な経験・スキルを結集し、未来を描く

Q. 今回、Mobility事業本部がキャリア採用を強化する理由を教えてください。

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私たちが日々相対するお客様も、富士通自身も、現在大きな変革のただなかにあります。そうしたなかで、未知の課題を解決し、新たな価値を生み出していくためには、モビリティの領域にとどまらず、さまざまな経験を持つ方とコラボレーションし、多様な意見を取り入れていくことが必要だと考え、採用を強化しています。

実際、Mobility事業本部は社員の約25%がキャリア入社で、キャリア入社者が持つ多彩なバックグラウンドや経験そのものがアドバンテージになるため、入社後すぐに活躍できる風土があります。年齢や性別、入社年次に関係なく議論を交わせるなど、風通しも良く、モビリティ業界の未来に関わる仕事がしたいといった方にとって、絶好の環境だと思います。

Q. どのような方に仲間になってほしいですか。

IT業界の経験者はもちろんのこと、Mobilityに興味のある方、さらにはサステナビリティや地球環境への貢献意識の高い方にぜひご参画いただけたらと思っています。記事をご覧の方のなかには、「モビリティの知識はないけれど大丈夫だろうか?」と思っている方もいるかもしれませんが、業界未経験でも問題ありません。

なぜなら今後はMobility業界を中心に他業種とも連携することで、クロスインダストリーでの製品・サービスの付加価値向上や社会課題解決に向けたソリューションに注力していきたいと考えており、その中で皆さんのさまざまな経験や知見を生かしながら新しいアイデアを一緒に創造することが必要になるからです。

そういう意味で、業界経験があるかどうかというよりも、むしろ目の前の課題解決の先にある「世の中に貢献したい」というマインドを持っていることが大事だと考えています。

Q. 最後に、記事をご覧の方へメッセージをお願いします。

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自動車メーカーをはじめとしたモビリティ業界は、日本の基幹産業の一つです。グローバルにビジネスを展開するお客様へのソリューション提供を通じて、お客様の成長と競争力強化に携わることができるのは、大きなやりがいにつながるでしょう。厳しい競争環境で戦うお客様を、富士通のテクノロジーとビジネスナレッジをもとに新たな価値創造で支えていく。そうした仕事にチャレンジしてみたい方と、ぜひお会いしたいです。

高難度の大規模プロジェクトに挑み、社会にインパクトをもたらす

Mobility事業本部 シニアマネージャー/川野邊 晃

Q. 川野邊さんが現在担当されている業務内容を教えてください。

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私は現在、国内の大手自動車メーカーにおけるDX推進プロジェクトにPMという立場で携わっています。このプロジェクトで扱うのは、自動車製造の際に欠かせない「部品表」というシステムです。富士通だけでも300人以上のメンバーが参画する大規模なプロジェクトとして遂行しています。

Q. プロジェクトのなかでPMはどういった役割を担っているのでしょうか。

PMには、大きく2つの役割があります。1つ目が、チームの代表という立場で全体を俯瞰し、メンバーの士気を高めながら、チームとして発揮できる価値を最大化していくことです。2つ目が、何かトラブルや調整が必要なことが発生した際に、最前線に立ってそれらと対峙していくことです。

常にチームの先頭に立ち、お客様に真摯に向き合い、多くのステークホルダーとの連携を強化して、プロジェクトが成功するよう推進する。PMが果たすべき一番の役割は、そのような点にあると思っています。

Q. これまで携わったなかで、印象に残っているプロジェクトはありますか。

現在担当しているお客様で、約4年前に携わったプロジェクトが最も印象に残っています。というのも、納期や規模の点で非常に難度の高いものだったからです。

このプロジェクトでお客様が課題としていたのは、自動車のセキュアなシステムアップデートをサポートするための国際的な法規に、世界中の支社を含めた全社で使用するシステムを急ぎ対応させなければならないことでした。

自動車の製造には多くの部門が携わるため、お客様側で本プロジェクトに携わった人数は約300名と大規模になりました。さらに法規の施行日は確定しており、絶対に動かせないものですから、約1年という短期間で法規対応が完了したシステムをつくらなければなりませんでした。

このとても厳しい条件下でのプロジェクトを成功させることができたのは、お客様との対話を増やし、アジャイルで実際にシステムをつくりながら改善を重ねていくことができたからだと思っています。

最終的に、お客様内でも評価され、感謝の言葉をいただけました。また富士通のMobility事業本部内でも本部長賞に選ばれる、社会的インパクトの大きいプラクティスになりました。お客様からたくさんの感謝の言葉をいただき、苦労が多かった分、喜びもひとしおでしたね。

変革の岐路に立つ今だからこそ、つかめるチャンスがある

Q. 川野邊さんが感じる仕事のやりがいはどんなところですか。

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まず、国内有数の自動車メーカーがお客様のため、自分の携わった仕事を身近なところで感じられる点は、一番の醍醐味だと思います。また、私たちが向き合うお客様は世界中にビジネスを展開していますので、私たちも海外に赴いて仕事をすることがあります。グローバルを舞台に仕事ができるところ、そして多様なバックグラウンドや価値観を持つ人と出会い、共創できる点もやりがいにつながっています。

Q. 今このタイミングで富士通に参画する醍醐味をお聞かせください。

現在、富士通はまさに変革期にあり、その分非常に多くのチャンスが広がっています。会社の大きな変化を体感できるのはもちろん、組織や事業のあり方をともにつくっていけるのは、今だからこそ経験できることでしょう。

また、モビリティ業界も技術の変化やDX推進の流れが活発で、この仕事に携わることで個人のスキルや知見、経験の幅を格段に広げられると思います。トレーナー制度など、中途入社者向けのサポーティブな環境も整っていますので、富士通の大規模なフィールドで新たな挑戦をしてみたい方は、ぜひご応募ください。

30歳の節目を機にキャリアチェンジ。最先端の技術でものづくりに挑む魅力

Mobility事業本部/小泉 憲太

Q. 小泉さんは2022年にキャリア入社されたそうですが、なぜ富士通への転職を決意されたのですか。

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私は新卒から一貫してSEとしてのキャリアを歩み、これまで2社でアプリ開発やインフラ構築などを経験してきました。転職しようと思ったのは、30歳を迎えたことをきっかけに、より社会的インパクトの大きい仕事に携わって自分の力を試してみたいという気持ちが強くなったからです。

富士通は誰もが知る国内の大手ITベンダーですから、この会社でなら高いモチベーションで働けるのではないかと期待しました。面談を通じて、Mobility事業本部のメンバーのあたたかな人柄に触れ、若手が活躍しやすい風土をじかに感じたのも入社の後押しになりました。

Q. 未経験のモビリティ領域で、不安はありませんでしたか。

確かに、自動車業界で働いたことはなく、経験したことのない領域でしたが、むしろモビリティに関する知識をゼロから学んでいけることに、とてもわくわくしました。ここでなら新たな経験を積み、自らの可能性を広げられる。そう感じ、入社を決めました。

Q. 現在のお仕事を教えてください。また、未経験のモビリティ領域について、どうキャッチアップされたのかもお聞かせください。

現在は大手自動車メーカーにおける既存アプリケーションの刷新対応に携わっています。プロジェクトをリードする立場にあるため、これまでの経験を総動員しながら日々業務と向き合っています。

業界知識などのキャッチアップについては、独学で知識を深めるのはもちろん、部署として定期的な勉強会が開催されるため、そのなかで自動車の構造や市場動向などを勉強していきました。実業務にも役立つ内容で、業界未経験でもスムーズに適応できる環境だと感じます。

Q. Mobility事業本部におけるデリバリーの重要性を教えてください。

自動車メーカーは今、どの会社も新たな事業モデルへの転換を図ろうとしています。私の携わるアプリケーションの老朽化対応も、自動車メーカーの変革に重要な役割を果たすプロジェクトの一つです。

そのため、プロジェクトを進めるなかでは、やはりお客様からの富士通への期待度が非常に高いと実感しています。大きな責任を伴う仕事ではありますが、お客様と対話を重ねながら、最先端の技術を用いてものづくりに挑むことができるのは、ここでしか経験しえない魅力的な仕事だと思います。

圧倒的なスケール感と挑戦を後押しする環境こそ、富士通の魅力

Q. 入社してから、印象に残っているプロジェクトはありますか。

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入社直後に携わった、お客様における定型業務の自動化推進プロジェクトが印象に残っています。私は特に、富士通の構築したプラットフォームにさまざまなSaaS型のサービスをAPIで連携するという部分を担当したのですが、扱ったSaaSサービスへの知見が乏しく、プロジェクトがスタートした当初は知識の獲得に苦労しました。

ただ、富士通の各種研修を受講して学び、部署内の上司や先輩とも相談しやすい関係を早期に構築できたことで、無事にプロジェクトを完遂することができました。

Q. 小泉さんが感じる仕事のやりがいをお聞かせください。

IoTや自動運転技術などを中心に次世代の自動車開発が進み、自動車業界は100年に一度といわれる一大変革期にあります。その激動の最前線に立ち、業界の未来がより良いものになるような仕事に挑戦できるのは貴重な経験であり、この仕事の大きな醍醐味だと感じています。

また、スケールの大きいプロジェクトに携われるのは、国内最大手のITベンダーである富士通ならではといえるでしょう。私自身、入社してから今までにない大規模なプロジェクトにチャレンジさせてもらっています。富士通のいいところは、挑戦を全社で応援してくれるところで、上司との1on1面談や同時期に入社した人とのコミュニティーなどを通じて、密にコミュニケーションをとりながら不安なく日々の業務に取り組むことができます。

今後はIoTや自動運転の技術に関して知見を深め、社内に還元しながら、社会的インパクトのある大規模プロジェクトを自らの手で動かしていける存在になりたいと思っています。一人一人の意志や希望を尊重してくれる富士通であれば、それが実現できると確信しています。

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