My purposeは…

講師の仕事を通じて、より多くの人が、生まれ持った能力を発揮できる社会をつくる。

本橋 弓絃 Yutsuru Motohashi 株式会社富士通ラーニングメディア ナレッジサービス事業本部
講師
2016年入社/グループ採用

  • 人新世
  • VUCA
  • ファシリテーター
  • 話しやすい環境
  • DX人材育成

Q. 私にとってのパーパス

人間の持つ可能性を信じ、一人ひとりの思いに共感すること。そして、より多くの人が生まれ持った能力を発揮できる社会を作るということです。

大学の専攻は社会学。昔から人間に対する興味が深く、子どもの頃から世界史が大好きでした。学ぶほどに、それぞれの時代を生きた人と“対話”できるように感じ、勇気をもらえるからです。

現代は「人新世(21世紀において新たに提唱されている『人類の時代』という意味の区分で、人類が産業革命などを通じて地球規模の環境変化をもたらしている世の中という意味)」や「VUCA(社会やビジネスにとって、未来の予測が難しくなる状況のこと)」と言われ、混迷が続く世界。そのなかでも、希望を忘れず、目の前の人に共感するように努めています。そして、受講者が明日を生きるためのスキルを得たり、気づきを得られたりするようにしたいと仕事に取り組んでいます。

Q. 今取り組んでいる業務

ITベンダーの新入社員や若手層、マネージャーの方に向けたキャリア自律プログラムの企画運営とファシリテーターを務めています。ファシリテーターとはいわば“促す人”という意味で、受講者のテーブルを回りながら、同じ目線で対話や活動を促すという役割です。教える・教わるという一方通行の講義ではなく、受講者の方が安心してワークに集中できる環境を作るようにしています。

また、人材アセスメントツールを活かした人材育成施策の推進と講師、SEに向けた、アプリケーション開発・システム基盤に関する新人研修の講師、DX人材育成を目指したワークショップの企画とファシリテーターも務めています。

Q. 担当業務×My purpose

現在の業務は新卒時から希望していたものです。学生時代はNPOの手伝いをしたり、ワークショップをしたりして、人材育成に興味がありました。また、ITは現代になくてはならないものと考え、両方に関わることのできる富士通を選んだのです。

業務を通じて、受講者の方の個人的な悩みや思いを聞く機会があります。「一人ひとりの思いに共感すること」というパーパスを、まさに実践する日々と言えます。自分が企画した研修やワークショップによって受講者が新たな視点に気づいたり、スキルを得ることで自信をつけて成長できる。そのことが私にとって大きな喜びです。

また、研修の後に感想を言われたり、お礼を言われたりもします。ときには花束をいただくことも。自分の企画に対して、ダイレクトな反応があるというのは、とてつもなく大きなやりがいです。

Q. Fujitsu×My purpose

より影響力や社会的インパクトの大きな仕事ができていると思います。人に恵まれており、ロールモデルになる先輩や、一緒に頑張れる同僚がいます。成長につながる環境があり、キャリアコンサルタントや情報処理技術者といった資格取得もしやすいと思います。

ここ数年の社内変革では、社員が実行する働き方改革の流れが早く、さらに柔軟に働けるようになりました。トップとの距離が近くなったこともその一つで、意見を言いやすい環境です。

Q. 未来×My purpose

パーパスを意識することでより高い視点を持ち、目の前の業務に対して「何のためにこの仕事をしているのか」という目的意識が明確になったと思います。様々な状況に対しての適応力が高まり、課題に柔軟に向き合えるようになりました。この視点を持ち続けながら今後も仕事に取り組んでいきたいと思います。

Q. 未来の仲間にメッセージ

特に気をつけているのは、後輩やトレーニーの話を聴くということです。以前、新入社員のトレーナーを担当したことがあります。コロナ下のためオンライン中心でしたが、週に1〜2回は雑談する時間を設け、不安に思っていることや困っていることを聴き、力になれることがあれば対処しました。入社をしたら、ぜひ細かいことでも周りの人に相談してほしいと思っています。

また、定期的にオフィスに集まってお茶をする場や、アイデアを提案して仲間と取り組む場もあります。私も3年目にアイデアを提案のうえ1年間活動し、その成果を認めていただきました。やりたいことやアイデアがあれば、ぜひ声を上げてみてください。