About Fujitsu
AI倫理ガバナンス室(富士通)
職種 | コーポレート |
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事業フィールド | 通信、エネルギー・電気・ガス、モビリティ、スポーツ、中央官庁、全業種、公共、医療・ヘルスケア、天文・宇宙・気象、富士通グループ内、文教、流通・小売、産業、社会インフラ、空港、自治体、通信・メディア、金融、鉄道、防災、防衛省・自衛隊、食・農業 |
キーワード |
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About
AIを含む最先端テクノロジーが安心安全で信頼される社会の実現に向け、AI倫理への取組みを主導

AI倫理ガバナンス室は、富士通グループにおいてAI倫理に戦略的に取り組むため、2022年に会社直下(コーポレート部門)に設置されました。
AIなどの最先端テクノロジーは、大きな価値や利便性をもたらす反面、使い方によっては予期せぬ結果をもたらすおそれがあります。特にAIは、大量のデータを分析して傾向や規則性を見出すため、因果関係の把握が困難であるうえ、データのエラーや偏りが再現・拡大されることで、差別や不公平といった不都合が生じかねません。
また昨今、ハイクオリティなイラストや楽曲・ドキュメントなどを簡単に生成できる生成AIが大変注目され、かつてないほどのスピードで消費者へ浸透している一方、生成AIを利用することによる法的・倫理的リスクも指摘されております。このようなリスクに効果的に対処するためにも、透明性や公平性・人権への配慮をはじめとする、AI倫理の観点がとても大切になるのです。
さらに、2024年5月にはEUにおいて世界初となる包括的なAI法が成立しました。人間中心の信頼できるAIの普及を目指したこの動きは、世界的に注目を集めています。
AI倫理ガバナンス室では、安心・安全で信頼できるAIを開発・提供するために、富士通グループ全体の司令塔としてAI倫理に取り組んでいます。例えば、国際的な政策・法制度の議論への参画および対応、ビジネスを適切に推進するためのグローバル全社での体制の整備や教育、顧客企業や社外専門家との連携といった幅広い施策を立案・実施しています。
Vision
AIなどの最先端テクノロジーの安心安全や信頼を確保することで、豊かな社会を実現

富士通グループは、AIを開発・提供する企業として、AIに関する懸念や誤解を解消し、技術を適切に活用することで豊かな社会を創造していく責務があります。
AI倫理ガバナンス室では、AIをはじめとする最先端テクノロジーが、安心安全で信頼されるものとなるよう、富士通グループの司令塔として戦略的にAI倫理に取り組みます。そして、その取組みを通して、社会のDX(デジタル・トランスフォーメーション)に寄与し、富士通グループの掲げる「イノベーションによって社会に信頼をもたらし、世界をより持続可能にしていく」というパーパスを実現していきます。
Job
コーポレート
AIなどの最先端テクノロジーの安心安全や信頼を確保するために、富士通グループ全体のAI倫理への取組みを立案・実践します。社内体制の整備や教育、社外との連携といった幅広い施策を担います。
Voice
共感した価値観を仕事にして、自らも成長し続ける

職種:コーポレート
入社年:2020年入社
現在、生成AIをはじめとしてAIは社会的に注目され、同時にAIとともにある人や社会の在り方が世界的に議論されています。AIを開発・提供する企業として、人間中心のよりよい社会のために、企業ひいては社会のAI倫理ガバナンスの実践に携わることができ、とても魅力に感じています。そして、業務を行う中で、「AIとは何か」、「倫理とは何か」というAI倫理への理解を深めるとともに、「相手へどう伝えたら理解をしてもらえるか」、「自分の意見を伝えるためにはどうしたらいいか」など仕事の仕方も日々先輩方に学ぶことで、自らも成長し続けていきます。
「IT×倫理」 心から熱意の持てることを仕事に

職種:コーポレート
入社年:2018年入社
その領域の一つがAI倫理という形で注目され始めたのはここ数年であり、この新しい分野の前進に寄与していることにやり甲斐を感じます。また、富士通グループがAI倫理分野でどのような施策を取るか注目され、この分野の未来を左右し得ることに責任を感じています。当室への異動前に約5年間ソリューションエンジニア職での経験があるため、現場目線で検討する必要がある際、当事者だった経験が役立っています。
倫理に限らず、ITは何とでも掛け合わせることが可能です。例えばIT×教育、IT×スポーツなど。富士通グループが手掛ける領域は幅広く、最も熱意が持てるポイントを探して仕事に繋げることができます。そしてそれは入社時に全てが決まる訳でなく、入社後も自分のキャリアと向き合い、ステップアップすることができます。
ビジネスプロデューサーからAI倫理のプロフェッショナルを目指す

職種:コーポレート
入社年:2017年入社
今の私は、ビジネスプロデューサー時代に培った「お客様や現場が本当に求めているものは何か」という営業的な視点と、自らのパーパスである「誰も不利益を被らない社会の実現」の両輪で、AI倫理の推進に取り組んでいます。
倫理の是非をめぐっては、必ずしも意見が一致することはありません。しかし、だからこそ多様な意見を尊重し、議論を重ねながら、より良い答えを見出そうとする努力が大切だと感じています。当室では、メンバー全員が自分の意見をもってオープンに対話を重ね、正解のない領域で日々挑戦を続けています。ぜひ私たちと一緒に、AI倫理を通じて、よりよい社会を創造していきませんか。
SPECIALTY
新しい領域だからこそ、自由闊達・縦横無尽に活躍でき、無限大の影響力がある
AI倫理ガバナンス室は、メンバーはビジネスプロデューサー(営業)、ソリューションエンジニア、経理、法務など多様なバックグラウンドをもち、若手も多い部署です。歴史ある大企業でありながら、AI倫理という新しい領域に特化して、前例や組織の論理に囚われることなく、メンバー一人ひとりが自らの経験や考えをもとに活動し、率直に意見交換や提案を行っています。さらに会社直下(コーポレート部門)という意思決定のスムーズさもあり、富士通グループ全体に向けた様々な施策をスピーディーに立案・実施しています。たとえば生成AIについて、利用そのものを禁止するのではなく、利活用に関するガイドラインを迅速に社内に展開するなど、全社で一貫して倫理を確保するための施策に取り組んでいます。
富士通グループだけでも世界中に多くの会社があり、多くの部門があり、多くの従業員がいます。国内のみならず海外の拠点との連携・協力も欠かせません。さらに、顧客企業をはじめとする取引先、政府機関や業界団体、学識経験者などを巻き込んで取組みを推進しており、活躍の場も社会への影響力も無限大です。「富士通のAI倫理」の看板を背負い、ともに最前線で活躍してくれる方をお待ちしています。
- AIなどの最先端テクノロジーによって世界をより豊かにしたい。AI倫理ガバナンス室は、最先端テクノロジーを活用する際に生じうる差別や不公平を人権や倫理などの観点から解決し、この想いを実現したいと考えています。