女性の活躍支援
女性が働きやすい企業ランキング No.1
東洋経済『CSR企業白書』2017年度版
仕事と育児の両立のための制度
富士通では、男女関係なく仕事と育児を両立するための制度が多くあります。最近では男性の育休取得者も増加しており、その活用シーンは広がりを見せています。ここでは、そのような制度の一部をご紹介します。
出産
- 妊婦の軽作業への転換、通院休暇など
- 妊産婦の時間外勤務の制限、深夜業務の制限など
- 産前産後休暇
- 出産育児サポート体制
(配偶者の産前産後8週間以内に5日の休暇取得)
子育てしているとき(職場復帰後)
育児短時間勤務制度
子どもが小学校6年生の3月31日まで取得でき、就業時間は7.5時間、7時間、6.5時間、6時間のいずれかを選択可能。
- テレワーク勤務制度
- フレックスタイム制勤務
- 所定労働時間外勤務・深夜勤務の免除・制限
- 子の看護を目的とした休暇制度(積立休暇)
子育てしているとき(職場復帰前)
育児休暇制度
原則として休職期間は子どもの満1歳の誕生日の前日までを最長としてあらかじめ申し出た期間。
育児休職期間が1ヶ月以内の場合、積立休暇の残日数の範囲で有給にすることが可能。
保育所の事情などで1歳以降最初の4月20日、または1歳6ヶ月の前日までの長いほうの期間を最長にすることができます。
- 育児休暇の期間延長
- 復帰前面談(復帰1ヶ月前目処)
事業所内保育所の設置

育児休暇中社員の悩み
- ・保育所へ入所できず育児休暇を延長
- ・本当は自宅近くの認可保育所に預けたい
- ・休暇期間が長くなり仕事についていけるか不安
- ・昇格のタイミングが遅れてしまう
- ・復帰後、職場の理解が得られるか不安
早期復職が叶わず、キャリア形成に壁
事務所内保育利用で解決できること
- ・一旦入所した後、より利便性の高い認可保育所を探すことが可能
- ・認可保育所へ入所しやすくなる
※認可外保育所の利用扱いとなり、ポイント加算対象となる - ・仕事と育児を両立する将来像をイメージ(ロールモデルの存在)
- ・子育てをする姿を間近に感じ、マネジメントにいかすことができる
身近な保育は職場へも好影響!
スムーズな復帰でキャリア継続!
女性のキャリア支援

女性リーダー育成プログラム
(2011年度より実施)
女性社員の長期的なキャリア継続の支援を目的として「女性リーダー育成プログラム」を実施しており、リーダー職を担える人材、さらには将来の幹部社員の育成に取り組んでいます。
このプログラムでは、各部門から選出されたメンバーを対象に、チーム活動を主体とした集中講義とOJTを約半年間にわたって実施し、キャリア意識の向上やマネジメント能力の開発を図ります。最終的には各チームが経営層に提言します。
本プログラムは、修了者のうち、すでに6割以上が昇格しており、女性の活躍推進において着実な効果を生んでいます。
女性社員の活躍支援
富士通では当面の優先課題として、女性幹部社員の確実な輩出に向けた数値目標を設定しており、この目標を達成するための活動を推進しています。
具体的には、女性社員の主任層から昇格候補を人選し、職場・経営層・人事・ダイバーシティ推進室が連携しながら、個人に合わせた育成プログラムを策定、実施しています。その他の層に対しても、キャリアの振り返りや今後のキャリア形成に向けたワークショップやイベントを開催。そのほか、異業種交流会も企画・実施しています。
また、女性社員のセルフエスティーム(自尊感情)と働きがいの獲得に向けて、全女性社員を対象としたフォーラムや様々なロールモデルの公開を実施しています。なお、富士通の幹部社員の昇格にあたって、性別に関係した基準はありません。


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なでしこ銘柄に選定(2015年度)
経済産業省と東京証券取引所より、積極的に女性活躍推進に取り組む企業として平成27年度「なでしこ銘柄」に選定されました。
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えるぼし(3段階目)認定(2016年度)
女性の活躍推進に関する状況等が優良な企業として、女性活躍推進法に定められた厚生労働大臣の認定を受けました。