
Interview
インタビュートップランナーが語る:
Uvance Wayfindersの本質 Vol.1
お客様と未来を共創し、
実現するための処方箋を示す
Senior Consultant, Uvance Wayfinders
片岡 枝里花Erika Kataoka
富士通総研(現・富士通)、Ridgelinezで製造業やヘルスケアを中心に新規事業開発や組織開発、技術調査などを担当。2023年に富士通に入社。現在はグローバルコンサルティングビジネスグループ Japan Unitで主にモビリティ業界へのデータ利活用やAI導入を支援。薬剤師。高知大学理工学部大学院非常勤講師。

Uvance Wayfindersには多様な人材が集まっています。それぞれのバックグラウンドや強みを掛け合わせ、様々な課題の解決にチームとして取り組んでいます。お客さまと未来を共創するメンバーへのインタビューを通じ、Uvance Wayfindersの本質に迫ります。
どんなキャリアを経て
Uvance Wayfindersに参画したのでしょうか。
大学院卒業後に富士通総研(現・富士通)に入社し、製造業やヘルスケアを中心に事業企画の構想策定や業務改革支援、海外市場における上市(承認された医薬品の市場販売を始めること)の支援、デジタルヘルスケア市場への新規参入支援などに取り組んできました。その後、Ridgelinezに移り、ゼネコン業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)、ブランディング戦略策定などを支援してきました。
2023年に富士通に転じ、自動車メーカーとの協業ビジネスの企画・プロジェクト化を推進するなど、富士通グループ内でコンサルタントとして経験を積んできました。現在はモビリティ領域におけるデータ利活用や人工知能(AI)導入の支援を手がけています。
Uvance Wayfindersにおける
自身の専門性や強みは何でしょうか。
不確実性をどう客観的にとらえるか、という考え方です。学生時代に漢方薬という多成分系の薬剤が人体という複雑系にどう抗病効果をもたらすか、というエビデンスを探る研究をしてきました。社会も企業も今、不確実で複雑な環境変化にさらされています。答えが常に変化し続ける中、お客様がどうあるべきかを客観的に考え、処方箋を導くのがコンサルタントのあるべき姿だと思っています。

コンサルタントのスキルや資質を磨くために
意識していることはありますか。
流行りや時流を先読みすることです。変化のスピードがどんどん速まっている時代ですから、社会や企業が直面する課題、あるいはそれぞれの課題へのアプローチもどんどん変わります。「何ができるのか」を具体的に描くために常に「So What?」を意識して、最新の世界の社会経済情勢をつかむように努めています。自分の周りの世界が全てだ、と思わないように、考え方のダイバーシティを保つように心がけています。

コンサルタントは忙しいイメージがあります。
Uvance Wayfindersでは
どのように働いているのでしょうか。とある1日の働き方を教えてください。
自分の生活スタイルに合わせて柔軟に仕事を進められています。だいたい会社で決められた始業時間よりも早めに仕事に取り掛かります。夕方には子どもを保育園に迎えに行くために一度切り上げ、夜に残りの業務を進めたり、メールをチェックしたりします。もちろんプロジェクトの納品前はそれなりに時間を割きます。それでも、Uvance Wayfindersでは働く場所や時間をフレキシブルに活用できます。子どもの学校行事にも参加できますし、ワークライフバランスは取れている状況だなと感じています。
企業からUvance Wayfindersに対し、
どんな期待やニーズがあると感じていますか。
テクノロジーへの期待は高いと実感しています。日進月歩で進化しているテクノロジーを何とか取り入れてビジネスや企業の価値向上、持続的な成長につなげたいというお客様がほとんどだと思います。ただ、どのように実行すれば最適なのか、という点で迷われていることも多いのではないでしょうか。そうした「ありたい未来」と「現状」の橋渡しをサポートするニーズは高まっている、と感じています。
お客様のニーズにしっかりと応えるためにも、テクノロジーのことをしっかりと理解して論理的に説明できるようにする。同時に、お客様のことをしっかりと理解してどんな課題を持たれているかを把握する。これらを日々地道に積み重ね、お客様からの期待と信頼をもっと高められるようにしていきたいです。
そうした期待やニーズに対し、
どのような貢献をしたいと考えていますか。
「テクノロジーを活用した先の世界観を描き、共有すること」です。今、お客様向けに富士通のAIの導入支援を担当しているのですが、富士通の現在のAI技術がそのままお客様の要望を全て満たし、あらゆる課題をすぐに解決する、なんてことは残念ながら現実的ではありません。
富士通のAIで今できること、今後できるようになることをお客様に真摯に示し、共有する。単にAIを業務効率化に使うというだけでなく、AIをフル活用するにはどうすればいいか、AIをフル活用した先の未来をたぐり寄せるために必要な変革は何かを共有する。お客様の課題に優先順位を付けながら、最終的な目的地を起点にその時その時に富士通がご支援できることと、お客様の期待値をすり合わせながら最適な道を示し、共に歩けるようにしたいと考えています。

Uvance Wayfindersとして今後、
どんなキャリアを目指していきますか。
自分のことを信頼してくれるお客様をたくさんつくりたいです。「片岡になら任せられる」と言っていただけるよう、人間力もスキルも磨いていきたいと思います。
どんな方にUvance Wayfindersに
参画してほしいですか。
今までの自分の思考の枠にとらわれず、新しいことにどんどんチャレンジするのが好きな方は合っていると思います。Uvance Wayfindersはこれまでにないコンサルティングをやる、と標榜しています。組織として新たなことに挑戦していくので、所属する人もそうした環境や考えに合致できる方がいいです。
逆に「普通はこうだよね」「今まではこうだよね」という考えだと合わないかもしれません。変化が激しく、不確実性の高い時代だと、そういった考え方は通用しにくくなるかもしれないですよね。お客様と日々、お話ししていてもそう感じます。富士通自体が変革の真っ最中です。どんどん自身が置かれる環境が変わる中でも、他責思考ではなく、自責思考で何ができるかを考えられる方はぴったりではないでしょうか。
Uvance Wayfindersは今まさにつくり上げている最中の組織です。かっちりと決まったものはまだありません。なので、自分の意志や考えを組織に反映できる余地がまだまだあります。そういう環境を楽しいと思える方と、ぜひ一緒にチャレンジしてみたいです。

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