第四システム事業本部

職種 ソフトウェア開発,ソリューション&サービスエンジニア,ハードウェア開発,プロダクト企画,品質保証,施工管理・施設技術
事業フィールド 中央官庁,公共,社会インフラ,空港,鉄道,防災
キーワード #都市インフラ #街づくり #映像解析 #AI #防災 #減災 #社会貢献 #社会的責任 #ミッションクリティカル #社会インフラ #セーフティ #人を守る #安全 #交通

ABOUT

国民を災害、事故、事件から守り 安全・安心に貢献するシステムを提供

当事業本部は、ICTで安全安心な社会へ貢献する職場です。国や自治体をはじめ、警察や消防といった行政機関、鉄道や道路など社会活動を支えるインフラ基盤、様々な人々が利用する施設など、日々の暮らしのなかで安全安心な社会作りをサポートしています。そのために当事業本部では、日頃からソリューション/サービスエンジニア、開発、施工管理(工事)、品質保証の各部門が一丸となって、企画・開発から保守・運用まで一貫して業務にあたっています。これまで、画像、ネットワーク、遠隔監視制御、センサー応用技術などの分野で、私たちは数々の新しい技術を開発してきました。そして、多くの関連特許を取得・保有し、お客様への新しいサービスの提供に努めています。さらに、AIやIoTといった最新の技術にも積極的に取り組み新しい価値をお客様に提供しており、その姿勢は、これからも変わりません。

近年頻発している大規模災害をはじめ、国民の生活や社会インフラの維持管理、企業活動を守るシステムなどに対するニーズは高まるばかりです。もし地震や津波などによって施設が破壊され、それにより国民の生活基盤や企業の重要なビジネスリソースが失われてしまうと、その後の復旧復興に大きな影響を与えてしまいます。それだけに当事業本部では、最新のICTで効果的に社会を支えるプロダクト・システム・サービスの提供が求められており、また、それを果たす義務が私たちにはあると考えています。

例えば、災害時に国民の安全を確保するダム管理システムや河川情報システム、津波高潮防災ステーションでは数多くのセンサーを駆使し、ダムや河川の水位、海の潮位をモニタリングし、危険水位に達すると避難情報やエリアメールの通知を行い、自動的に水門を閉鎖するソリューションが導入されています。警察の110番、消防の119番指令システムでは、通報者の位置情報から該当地区へ出動要請を出すシステムを提供し、緊急対応に役立っています。

国や自治体が管理する防災情報や高速道路の交通標示、鉄道網がスムーズに運行されるように張り巡らされた信号設備などのネットワーク装置の開発と構築、鉄道車両情報と機器情報を一元管理する在来線車両検修管理システムの構築、また空港では離発着する航空機の駐機場管理や地上移動支援などの運行情報管理システムを提供し安全安心な空港の運営に貢献しています。さらには企業の安全を守るための高水準なセキュリティシステムの開発・導入にも力を注いでいます。また、施設全体を安全で快適に管理するための施設管理システムでは、空調、照明、電力設備などを適切に管理するシステムが導入されています。

私たちの技術が活かされるのは、安全安心の分野だけにとどまりません。これまでに培ってきた画像技術やネットワーク技術は、施設警備用の画像監視モニターや放送局のお天気カメラ、4K・8Kによるリアルタイム高画質伝送中継などの分野で、新しい価値を生み出しています。また、画像認識技術とAI技術を活用し、様々な情報を導き出すことに挑戦しています。これらの製品やソリューションは、品質を保証するために小山工場でソフト・ハードの展開試験を行います。お客様の信頼にお応えするべく徹底した品質管理を実施しています。

どれほど優れた機器やシステムも、設置・調整が適切でなければ性能を十分に発揮できません。当事業本部ではこの点にきめ細かく対応するため、北海道から九州まで全国9カ所にコンストラクション(工事)対応拠点を配置し、迅速で柔軟なサポート体制を築いています。工事ならではの業務の特色は、受注案件ごとに富士通の代表として、お客様への対応を一手に担う点です。自らが最高責任者として作り上げるシステムが形を成して後世に残る、これこそ「モノ作り」の醍醐味です。私たちは、システムインテグレート、製品の企画開発、品質保証、工事を通して、人々の豊かな生活と環境にやさしいIoT社会の実現を目指しています。

この他にも当事業本部では今後の新規ビジネス領域拡大に向け、グローバル展開を目指した海外インフラの整備事業やソーシャルメディアを利用した災害時の情報発信、ロボットとICTを駆使した建物の点検管理なども視野に入れてシステム開発を行っていきます。

センシングやネットワーク、画像圧縮・伝送、セキュリティ認証、安全な施工、さらなるエコロジーな技術など、より良い未来を見据えて社会に貢献できるのが第四システム事業本部です。

VISION

AIで安全安心な社会を作る

私たちのお客様は、市民のみなさまや社会インフラの利用者を、災害や事故などの様々な事象から守る使命を持っています。そのなかで近年特に重要になってきているのが、現場を見守るカメラ画像の有効活用です。このためには、画像の内容をコンピュータが瞬時に判断してお客様に内容を伝えることが必要です。
当事業本部では、AIによる画像認識プロジェクトを進めています。例えば、カメラに映っている自動車の車種名を自動認識するシステムがあります。これは社内のディープラーニングの技術と私たちの独自の技術を組み合わせることで、大量画像の高速学習を可能とし、お客様にご利用いただくことに成功しました。
また、道路で発生する渋滞や様々な事象を、カメラ画像から自動的に認識して瞬時にお客様にお伝えすることで、お客様が大量のカメラを見続ける必要なく、運用者の負荷を大幅に軽減するシステムにもAIを活用しています。これも研究所のAI技術に私たちの現場ノウハウを組み合わせることで初めて可能となりました。

さらに画像認識以外にも、チャットボット技術の業務活用、お客様データからのディープラーニングによる状況予測なども進めています。
私たちは、AI技術の活用により、お客様に新たな価値を提供し、社会に貢献していきます。

NEW TECHNOLOGY

最新技術を活用してみんなが安心してくらせる社会を

AI映像解析技術の向上により、膨大な監視カメラ映像から様々な事象の検出が可能となりました。私たちは更に次のステップとして、事象の発生を予測し、被害を未然に抑えることにもチャレンジしています。
例えば、現在の河川水位や降雨量など様々な情報を時系列データとして記録し、RNN(Recurrent Neural Network)やLSTM(Long Short Term Memory)などのAI技術を用いて解析することで、数時間後の河川水位の予測が可能となりつつあります。この予測情報により、河川が氾濫する前に適切な避難情報を提供することが可能となります。
また、不審者をいち早く検出するなど、人の様々な行動を認識するシステムにも取り組んでいます。ディープラーニングによって映像から人の行動を認識することが可能ですが、それには大量の学習用データ(教師データ)と学習時間が必要です。私たちは研究所と密接に連携し、独自技術(行動分析技術 Actlyzer)を採用することで、短期間(最短1日)で導入することを可能としました。これにより、より多くの地点の監視が可能となり、犯罪などを未然に防ぐことが可能となります。
私たちは国内外の研究所と密接に連携し、最新技術をいち早く製品として提供することで、安心してくらせる社会を目指しています。

ソリューション&サービスエンジニア(2013入社 C.Shimada)

企画・開発した防災システムが現場で役立つ喜び / 災害から暮らしを守る業務の遂行にやりがいを感じる

現在、私が所属するチームでは、国や自治体の防災システムの企画・開発を行っています。チームやお客様と何度も話し合い、利用者の立場に立った防災システムを模索しながら実現するのが主な業務です。最近では、住民の自主的な避難行動につなげるため“わかりやすい情報提供”をコンセプトに、専門的な知識がない一般の方でもパッと見て感覚的に危機感が伝わるように工夫しています。具体的には、携帯GPS機能と連動させて自分の現在位置周辺の危険箇所を把握できるようにしたり、より土砂災害の危険度の高い場所を特定してエリアメールで配信したりするようにしました。実際、これらのシステムは災害の恐れがあったときに住民のみなさまのお役に立ったということで、導入先のお客様の元へ住民の方からお礼の電話などがあり、私のところへもその旨連絡をいただきました。嬉しさと安堵で胸が一杯になり、「自分たちの作ったシステムが実際の現場で役に立った」と、チーム全員で喜びをかみしめました。これらのシステムはグッドデザイン賞をいただいたり、地元の新聞にも取り上げていただいたりしました。

災害に携わる部署を希望したのは、東日本大震災発生時、父親が仙台に住んでおり、災害を身近に感じたからです。有事の際に直接利用者の手の中で減災や自助活動の役に立てるシステム、利用者が今一番欲しい情報をわかりやすく伝えられるシステムを作りたいと思ったのがきっかけでした。入社3年を経て、現在はプロジェクトマネージャーという立場で防災システムに携わっています。より良いシステムの実現を念頭に、お客様はもとより、営業、開発、品質保証、工事など、多くの部署と深く関わり合いながら、災害から暮らしを守る大切なプロジェクトを成し遂げていくことに大きなやりがいを感じています。

MORE INFORMATION

テクノロジーの関連記事を見る